以前Ledge.aiでも取り上げた、LeapMindの組込み向けディープラーニング構築サービス「DeLTA-Lite」をご存知でしょうか。
用意するのはデータとハードのみ。 LeapMindが組込み向けディープラーニング構築サービス「DeLTA-Lite」を発表
データとモデルを実行するハードウェアの2つを用意するだけで組み込みディープラーニングの導入を実現するのが「DeLTA – Lite」でした。
しかし、6月27日に新しく発表された「DeLTA – Kit」を使えば、必要なのはデータのみ。
- ディープラーニングを導入したいが、何から手をつけるのが良いかわからない
- ディープラーニング導入に関する具体的なアイデアはあるがハードウェアがないため、導入のための技術検証まで至らない
- ディープラーニングを早期に導入したいが、社内で割けるリソースがない
こんな課題を持っている方は、要チェックです。
そもそも「DeLTA – Lite」でなにができる?
DeLTA – Liteは、ディープラーニングに関する専門的な知識やプログラミングの知見なしで組み込みディープラーニングを導入できるソリューションです。
必要なのは、
- 正解ラベル付きの学習データ
- モデルを実行するためのハードウェア
の2つだけ。
DeLTA – Liteを使うことで具体的にどんなことができるのかというと、以下のような活用事例があります。
出荷前の製品を良品・不良品に自動で選別することができます。
学習データ次第で焼き色、形の歪み等、多様な状態に対応可能です。
製品に付着・混入した異物を自動で検出します。
色や形にバラツキがある場合も学習データ次第で高い精度で検出可能です。
自動運転技術に欠かせない、画像や映像データからどの物体がどの場所にあるのかを瞬時に判断します。
製経年劣化による機器や建物の傷・ヒビ・サビを自動で検出します。
学習データの作り方により、傷・ヒビ・サビを特定の種類毎に分類することも可能です。
これらをデータ・セットの用意からモデルの設計から学習、ハードウェアに実装するまで自力でやると、数ヶ月分の工数がかかります。
DeLTA – Liteを使うことで、たった1日に凝縮してくれるんですね。
「DeLTA – Kit」で組み込みディープラーニングがさらに加速する
LeapMindが提供する「DeLTA – Kit」は、ディープラーニングを手のひらサイズのデバイス上で簡単に実行できるハードウェアキットです。
先ほどDeLTA – Liteで必要なのは
- 正解ラベル付きの学習データ
- モデルを実行するためのハードウェア
といいましたが、ハードウェアの代わりにDeLTA – Kitを使うことで、データ以外の準備が不要になるという優れもの。
つまり、DeLTA – Liteで生成したモデルをDeLTA – Kitで実行可能になるということです。
「詳しい知見やノウハウはあまりないけど、組み込みディープラーニングを導入したい!」
そんな方は
- DeLTA – Lite
- DeLTA – Kit
- 正解ラベル付きの学習データ
まずは以上の3つを揃えて、始めてみてはいかがでしょうか?
申し込みはこちらから
※DeLTA – KitはDeLTA – Liteとセットでの利用となります。