学習データ作成をラクに。LeapMindが効率的なアノテーションを支援するソリューション「DeLTA-Mark」を提供開始

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ディープラーニングモデルを構築する上で、学習データの作成は欠かせないものですが、学習データの作成となるとこんな声が聞こえてきます。

  • 学習用データを作成するのに、かなり時間がかかってしまう…
  • 学習データの品質が悪くモデルの精度が伸びない…
  • 多くの人手を雇ったが、実際に作業を割り当てるのが大変…

このようにデータの数が十分でなかったり、正解ラベルの付け方が統一されていなかったりと学習データの量と質を保つのはそう簡単にはいきません。

そのような問題を解決し、学習データ作成を支援するソリューション「DeLTA-Mark」が、7月17日LeapMindから発表されました。

アノテーション作業を一元化、均一化、効率化

「DeLTA-Mark」では、高精度な学習データの用意のために複数の作業者が並行してアノテーション(データに正解のラベルを付与すること)をおこなうことが必要だと考え、アノテーション作業の一元化・均一化・効率化を実現するとのこと。

具体的には以下のとおり。

  • 一元化
    大量の学習データを作る際に、複数の担当者に作業を割り当て(割当機能)

  • 均一化
    割り当てた作業に対して作業定義をおこなうことで、均一な結果を担保。(プロジェクト作成機能)また、作業済みデータ全件を確認し判断可能(承認・否認機能)

  • 効率化
    マウス、キーボードショートカットの両方に対応しており、作業のペースを早める(優れた操作性・作業画面)

まずはクラウド版での提供から開始するそうですが、データを自社環境内に留めておきたいという要望から、オンプレミスでの提供も予定しているそう。

「DeLTA-Mark」でディープラーニングモデルの構築が加速?

「DeLTA-Mark」を使えば、アノテーションにおいて、誰が何をどれだけやらなければならないか分かり、スケジュール通りに進めることも可能。リソースの確保が容易になります。

結果として質の良い学習データを十分作成することが可能になり、より精度の高いディープラーニングモデルの構築が可能です。

ハードウェアを提供する「DeLTA-Kit」、そしてディープラーニングの導入を支える「DeLTA-Lite」とともに併用することで、ディープラーニング導入の敷居をグンと下げることができるでしょう。

  • DeLTA-Lite
    ディープラーニングに関する専門的な知識やプログラミングの知見なしで組み込みディープラーニングを導入できるソリューション。

  • DeLTA-Kit
    ディープラーニングを手のひらサイズのデバイス上で簡単に実行できるハードウェアキット。

さまざまな場面でディープラーニングが使われるようになってきた中、企業がディープラーニングを導入できる環境、ソリューションにも注目していく必要がありそうです。

Source:ディープラーニングモデル構築のための学習データ作成支援ソリューション「DeLTA-Mark」提供開始