『文系大学生がAI講座受けてみた』では、大学では文学部で日本語学を専攻する文系の私が無料で学べるAI講座をご紹介します。
今回は、株式会社DIVE INTO CODEが提供する「基礎文法コース」の「Python基礎文法」を受けてみました。本講座では、Pythonの基本的な文法を学び、かんたんなコードを記述できるようになります。前提知識は一般的なパソコン操作のスキルがあれば大丈夫です。無償提供の期間制限はなし。テキストと動画による説明を見て学んでいきます。
カリキュラムは以下のとおりです。
- Python入門0 Google Colaboratoryの使い方
- Python入門1 簡単な計算
- Python入門2 数値型の変数
- Python入門3 テキストデータ
- Python入門4 リストとタプル
- Python入門5 条件分岐
- Python入門6 繰り返し
- Python入門7 関数化
入門0では、Google Colaboratoryの使い方を学びます。動画を見ながら同じように手を動かしていくとわかりやすかったです。Google Colaboratoryが便利であることや、インターネット上にアップロードすることの注意点などを話しています。
動画説明は講師の顔も見ながら学べる
テキストは見やすい
入門1では、簡単な計算をします。サンプルコードを打ち込み、実行して学んでいきます。
足し算、引き算、掛け算、割り算と、べき乗の扱い方を学習できます。また、データ型や計算の優先順位についても学びます。
動画での説明はもちろん、テキストが充実していてわかりやすいです
入門2では、数値型の変数を学びます。サンプルコードを打ち込みながら、数値型の変数を扱います。
講師の方と一緒に打ち込んでいきます
動画でもテキストでも変数に関する注意点などを説明されています。内容は少し複雑な部分もありますが、ゆっくり取り組むとわかりました。
入門3では、テキストデータを学びます。文字列を扱ってコードを打ち込んでいきます。ここではformatメソッドを中心にメソッドについても学習します。
だんだんコードを打ち込むのが楽しくなってきます!(笑)
入門4では、複数の数値をまとめて扱うリスト型と、それに似たタプル型を扱います。タプルはリストと同じく複数の要素を格納できますが、一度定義すると要素の変更や追加ができません。動画説明を見ながらサンプルコードを打ち込んで学んでいきます。
入門5では、条件分岐をします。if文を学んで、その中で使われる条件式やインデントについても学習していきます。
入門6では、繰り返しを使ってコンピュータに複雑な処理をさせます。繰り返しにはfor文とwhile文があります。range関数という組み込み関数や、enumerate関数、zip関数も学習します。
入門7では独自の関数を作って関数化をします。def(Pythonの予約語)を使います。引数や戻り値も学びながら、関数化をしていきます。
本講座では、Pythonの基本的な文法を学びました。内容的にテキストだけでは少しわかりにくい部分も、動画での説明によって補われていて学習しやすかったです。演習問題などがあるともっと理解が深められたかなと思います。
Pythonの知識がまったくない方にはもちろん、すでに基礎文法に触れたことのある方にも非常にオススメです。復習や辞書的な活用に使ってみては。