大日本印刷、AIオンデマンド交通でタッチパネル式の予約システムを提供

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画像はDNP公式サイトより

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は10月8日、「静岡型MaaS基幹事業実証プロジェクト(しずおかMaaS)」が実施する、AIオンデマンド交通サービス(のりあい号)による呼出機能の実証実験に参画することを発表した。

本実証実験においてDNPは、交通機関の乗り換えなどをする駅前などのモビリティポート(交通結節点)整備の一環として、タッチパネル式屋外サイネージを提供する。なお、本実証実験は2020年11月1日~12月25日の期間で実施される。

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大日本印刷がしずおかMaaSに参画、利用者はタッチパネルでの配車予約が可能に

静岡型MaaS基幹事業実証プロジェクト(しずおかMaaS)は、2019年5月に発足した地域密着型の官民連携コンソーシアムだ。同プロジェクトは、誰もが利用しやすい新たな移動サービスの提供と、サービスを活かした持続可能なまちづくりを目指しているという。

DNPでは2019年10月から、しずおかMaaSに技術会員として参加してきた。今回、DNPは2020年度の本プロジェクトにおいて、静岡市のJR草薙駅前とJA清水厚生病院に通信型タッチパネル式屋外サイネージ(のりばに設置された呼び出し画面)を提供する。

これにより、AI配車システムによって、リアルタイムな需要に応じるAIオンデマンド交通を、気軽に予約できるしずおかMaaSの実証実験に参画する。

実証実験の内容としては、しずおかMaaSがスマートフォンなどの取扱いに慣れていない住民を中心に、実験の参加者を募集する。実験の参加者は事前登録が必要となる。

利用者はIDを入力するだけで、屋外サイネージが設置されているJR草薙駅前(草薙駅南口のりば)、または清水厚生病院(清水厚生病院のりば)から、利用者があらかじめ設定した自宅(降車場所)までのルートがAIオンデマンド交通側に共有されるため、ドライバーに降車場所を指示せずに利用できる。また、周辺を走るAIオンデマンド交通(のりあい号)の位置も屋外サイネージで確認可能だ。

DNPは、今後も自治体や企業などが主導する「地域MaaS」の取り組みなどに参画し、地域一体となったモビリティ関連の課題解決に取り組んでいく。

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ドコモ、AI乗合タクシーを茨城県に提供 スーパーや町役場、医療施設への移動手段に

地方と企業が連携し、新たな交通サービスの提供を目指す取り組みが増えつつある。

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は2020年9月17日、茨城県大子町、茨城日産自動車株式会社(以下、茨城日産)とAIを活用した乗合タクシーとカーシェアリングの実証実験を茨城県大子町で実施することを発表した。

AI乗合タクシーは、スマートフォンアプリやWebサイト、または電話で予約することで、運行中のAI乗合タクシーをリアルタイムで配車する仕組みだ。利用者は乗降場所と乗車人数を選択すると、AIが配車ルートを決めてアプリやWeb上で乗車予定時刻を指定する。その後、AI乗合タクシーが乗車場所へ利用者を迎えにいく。

AI乗合タクシーは、茨城日産の2台の車両を使い、大子町民の生活圏および町民の観光エリアで無料運行する。地域住民の新たな移動手段として、自宅からスーパーや町役場、医療施設への移動のほか、観光客の観光地への移動手段としての利用も想定している。さらに、夜間の地元飲食店利用時の移動手段としても運行するという。

AI乗合タクシーは、ドコモのオンデマンド乗合交通「AI運行バス」のシステムを活用し、配車の効率化を目指していく。ちなみに、夜間の送迎利用にAI運行バスのシステムを利用するのは、全国初の取り組みだ。