NTTドコモ、AIがゴルフのスイングを診断する無料アプリを配信

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株式会社NTTドコモは3月25日、スマートフォンで撮影したゴルフスイングの動画をスポーツ映像解析AIが診断するアプリ「GOLFAI(ゴルファイ)」を、2020年3月25日(水)から無料で提供開始した。

GOLFAIは、スマートフォンで撮影したスイング動画をAIが診断するアプリ。ユーザーがアップロードしたゴルフのスイング動画をAIが解析し、スイングの弱点やスイングタイプを診断する。その診断結果をふまえ、パーソナライズされた修正ポイントと、レッスン動画による練習方法を提案する。





ドコモを利用していない人でも使うことはできるが、対応しているのはiOSのみ。Androidは非対応となっている。

>> GOLFAI

手軽にゴルフを上達へ、監修はツアープロコーチ阿河氏

GOLFAIは、AIがスイングコーチになり、ユーザー自身では気が付きにくいスイングの課題発見と上達につなげられる。

アプリの監修は、ツアープロコーチ・阿河徹氏。同氏のスイング理論とコーチング経験を生かし、誰もが手軽にゴルフを上達できるような仕組みを実現したそうだ。

アプリでの主な機能は3つある。

診断

撮影されたスイング動画をAIが診断。ポジションごとの姿勢や、クラブヘッドの軌道を見える化する。スイングの基準線が自動で記入されるため、自身のスイングとの比較が可能だ。また、一連のスイングのなかでポジション、アドレス、トップ、インパクト、フィニッシュなどを自動で検出し、画面内に表示する。

AIは、姿勢情報やクラブヘッドの軌道情報、ポジション情報からスイングの弱点やスイングタイプを診断する。たとえば、アドレスにおいて前傾角度が浅い腰掛系のスイング発見、アウトサイドイン(カット打ち)・インサイドアウトなどのヘッド軌道のタイプ診断、アームローテーションの出来栄え評価をする。現在、最大324通りの診断結果を表示可能だ。

レッスン

スイング動画の診断結果に応じておすすめのレッスン動画を提案する。レッスン動画内では、スイング改善に向けた練習方法を教えてくれる。

比較

姿勢やクラブヘッドの軌道を可視化しながら、ふたつのスイング動画を並べて再生する。過去の自分のスイングと比較できる。

今後、ドコモではユーザーの反応などから機能の追加を検討していく。現在は、飛球線後方から撮影したスイング動画が診断対象になっているが、正面から撮影したスイング動画の対応も検討中だそうだ。

>> GOLFAI
>> プレスリリース

ダンスの技術をスコア化するアプリをエイベックスが開発

スポーツ技術を点数化するなどで、可視化する取り組みが進んでいる。

2020年1月には、エイベックス株式会社が動画解析技術とデータサイエンスを活用しダンス技術のスコア化を実現したと発表している。

今回、エイベックスが発表したのはダンス技術のスコア化を活用したスキルチェックアプリ「Dance COMMUNE(ダンス コミューン)」だ。これまでエイベックスが培ってきたダンス育成ノウハウをもとに、動画解析技術と独自のデータ分析およびアルゴリズム開発など科学的アプローチを取り入れることで、ダンスの定量評価(=スコア化)を実現している。

ダンス分野では、育成や評価システムにおいて個人の感覚や感性に左右されることが多く、データサイエンスなどの科学的アプローチの活用が議論されていた。さらに、2012年度からは中学校の体育でダンスが必修化されたものの、教育現場では指導者のダンス技術の理解習得や、評価・評点方法の不明瞭さなど、指導者の大きな負担も課題となっていた。

エイベックスは、2018年からダンス技術のスコア化を実現するプロジェクトを始動し、ダンスの定量評価に挑んできた。プロジェクトには、ダンス解析を担うアビームコンサルティング株式会社、人間の骨格を検出する独自開発の人工知能エンジン「VisionPose(ビジョンポーズ)」によりダンスの動きを捉える姿勢解析技術を提供する株式会社ネクストシステムが参画している。

同アプリは2019年10月から「エイベックス・アーティストアカデミー」のダンスクラスで導入中。新たなレッスンプログラムを展開いている。経験豊富なダンスインストラクターによる週1回のダンスレッスンに加え、アプリを活用した自主練習とスキルチェックを合わせることで、受講生の成長サイクルを加速させているという。