ビデオ会議で好きな画像に喋らせる無料カメラアプリ あらゆる人になりきれる

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株式会社EmbodyMe(エンボディーミー)は9月29日、人工知能(AI)におけるディープラーニング(深層学習)技術を活用し、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議であらゆる人になりきれるバーチャルカメラアプリ「xpression camera(エクスプレッションカメラ)」を無料配信したと発表(外部サイト)。

xpression cameraは、あらゆる人になりきってZoomやGoogle Meetなどでビデオチャットをしたり、Twitchなどでライブストリーミング配信をしたり、YouTubeやInstagramの動画を作成したりできる。

ビデオや画像でも1枚用意するだけで、その中の人の表情を自分の表情で乗っ取って、リアルタイムに動かせる。たとえば、自分のスーツ姿の画像を使えば、すっぴんや寝巻き姿でZoom会議に臨めるという。

また、自分の小さい頃の写真を使って、バーチャル帰省で祖父母とコミュニケーションすることもできる。

Zoom疲れから解放し、化粧をする必要もない

EmbodyMeは、Zoom疲れの大きな原因は、自分の顔が表示されており、常に他人から見られているように感じることと指摘している。「化粧をしたくない」「散らかった部屋を見せたくない」などの理由で、カメラをオフにしている人もいるが、カメラをオフにすると、相手が会話をしにくく感じる可能性もある。

xpression cameraは、自分の実際の顔を隠して表情だけを伝えられるので、Zoom疲れをすることがなく、化粧をする必要もない。Zoomのバーチャル背景の認識に失敗してうっかり部屋が見えてしまうこともないという。

さらに、多くがオンラインで実施されるコロナ禍においては、髪型や服装、化粧、香水などの従来のファッションは、あまり必要されなくなくなってきている。xpression cameraを使えば、自分の体の制約から開放されるので、1番気に入っている自分の写真を使ったり、服装を変える感覚で別の人になりきれるとしている。

なお、xpression cameraは、まずMac版をアプリサイトのウエイティングリストに登録したユーザに順次配信する。Windows版も近日公開予定とのこと。

>>ニュースリリース

AIが話者を自動で識別、Web会議で誰が話しているかわかりづらい問題を解決

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、さまざまな企業がビデオ会議における課題をAIを活用して解決を目論んでいる。

たとえば、ソースネクスト株式会社は6月3日、米国Owl Labsが開発する会議室用Webカメラ「MeetingOwl」の国内独占販売権を2020年4月に取得し、2020年7月31日に「MeetingOwl Pro」を国内向けに発売すると発表した。価格は11万5000円(税別)。

ソースネクストは、パソコンやスマートフォンのソフトウェアおよびハードウェア製品の企画・開発・販売に取り組み、現在はテレワークのための多様な製品を提供している。

MeetingOwl Proは、360度カメラとSmartマイクシステム、スピーカーを搭載した会議用Webカメラだ。AIが発言者を自動で認識し、映像にも音にもフォーカスする。画面を切り替えることで、誰が話しているかすぐわかるようできる。さらに、カメラの向きを固定して使用することもでき、ホワイトボードを使用する会議などでも使える。