FastLabel株式会社は10月3日、AIデータプラットフォーム「FastLabel」における自然言語の自動アノテーション機能の提供開始を発表した。リリースを記念し「音声/自然言語アノテーションキャンペーン」を実施するとのこと。
AIデータプラットフォーム「FasLlabel」とは
FastLabel社が提供する「FastLabel」は、教師データ作成の自動化機能や品質管理、プロジェクト管理、モデルの学習/評価機能を有したSaaS型システムと、データ収集や教師データ作成代行、モデル開発などのサービスを包括した統合型のプラットフォームだ。本プラットフォーム活用により、データ作成コストの7割削減、AI精度の3割向上を実現しているという。
音声/自然言語のアノテーション機能導入の背景
現在チャットボットやSNS分析、文章抽出など自然言語を活用したAIサービスのニーズは高まっている。しかしAIに必要な教師データ(AIに学習させるデータ)の作成には時間と手間がかかるため、AI開発において8割以上のコストが費やされている。
FastLabelでは、AIデータプラットフォームにおいて、2022年3月に自動アノテーション機能、5月には音声の自動アノテーション機能をリリースし、画像や動画を中心とした教師データ作成のコスト削減に貢献。そして今回、以前よりニーズのあった自然言語の自動アノテーション機能をリリースしたという。
音声/自然言語のアノテーション機能概要
音声
AIを活用し、会話内の発言の文字列とその開始・終了時間を自動で検出。ゼロから書き起こしを行うより、大幅に学習データ作成コストを削減することが可能。
自然言語
テキスト分類の自動化が可能。AIを活用し、テキスト内容が肯定的なのか否定的なのか、自動で分類を行う。今後は、分類クラスの増加や、固有表現抽出などの自動化にも対応していく予定。
音声/自然言語アノテーションキャンペーン概要
音声/自然言語の自動アノテーションリリースを記念し、「音声・自然言語アノテーションキャンペーン」を実施。音声・自然言語を対象とし、FastLabelのアノテーションサービスを、期間限定で、割引価格で利用できる。
- キャンペーン内容:アノテーション代行サービスを見積りから最大10万円割引
- 利用条件:新規で契約する企業/音声・自然言語を対象としたアノテーションを予定している企業
- 利用期限:2022年10月3日(月)から2022年11月末日まで
>>ニュースリリース