株式会社フォーラムエイトは2023年3月10日、豊田市と相互に連携し、市が抱えるさまざまな課題について、デジタルツイン上でのシミュレーション等を活用し解決を図るため、「デジタルツインによる持続可能な都市の実現に向けた連携協定」を締結したと発表した。3月15日に豊田市役所南庁舎5Fにて協定締結式を開催する予定とのこと。
デジタルツインの早期実現を目指す豊田市
豊田市は「豊田市デジタル化強靭化戦略」に基づき、積極的なDXの取り組みを行っている。2022年には「デジタルツイン」の活用検討が開始され、デジタルツインの早期実現を目指した取り組みが進められている。
豊田市との協力関係は、同社が2021年よりタイトルスポンサーを務めるWRCラリージャパンを契機としてスタートしている。同社が建設DXに寄与するさまざまなソフトウェア製品やデジタルツイン等のシミュレーション技術を保有していることから、双方の経営資源・ノウハウを最大限に活用することで持続可能な都市の実現を目指すため、今回の協定締結に至ったという。連携の内容は以下のとおり。
(1)デジタルツインの構築に関すること
(2)3次元データ等ビッグデータの活用に関すること
(3)AIの活用に関すること
(4)DX人材の育成に関すること
(5)インフラ分野におけるDX推進に関すること
(6)その他持続可能な都市の実現に関すること
持続可能な都市の実現を図っていく方針
連携を通して、豊田市が抱えるさまざまな課題について、同社の製品・技術およびソリューションを活用する。デジタルツイン上でシミュレーション等を行うことで、持続可能な都市の実現を図っていく方針とのこと。具体的には、UC-win/Roadにより構築したデジタルツインの活用によるまちづくり、インフラ維持管理、安全運転教育、災害対策など、様々な分野での展開を予定しているという。
■「デジタルツインによる持続可能な都市の実現に向けた連携協定」締結式
日時:2023年3月15日(水) 11時30分~
場所:豊田市役所 市役所南庁舎5F
■豊田市ホームページ
https://www.city.toyota.aichi.jp/
■株式会社フォーラムエイト
https://www.forum8.co.jp/
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