フロムスクラッチが「b→dash」のメジャーアップデート・新プロダクトを発表。データ活用経営をさらに推進

このエントリーをはてなブックマークに追加
※「b→dash」の新CMのイメージキャラクターに就任したおぎやはぎ・フロムスクラッチ代表の安部氏

マーケティングプラットフォーム「b→dash」を提供するフロムスクラッチが、メジャーアップデート「b→dash Prime Update」及び中小企業・ベンチャー企業向け新プロダクト「b→dash Lite」を発表しました。

AIを活用したオートメーションに特化!メジャーアップデート「b→dash Prime Update」

今回発表されたメジャーアップデート「b→dash Prime Update」のポイントは下記の4つ。主にAIを活用したオートメーションに特化したアップデート内容です。

  • Data Preparation Engine
    データの「前処理」を自動最適化する機能。データの要件定義やクレンジング、モデリングといったマーケティング施策設計の前処理の工程をAIで自動最適化
  • Data Reactor
    データの「統合」を自動最適化する機能。データサイエンティストやエンジニアが手作業でおこなっていた、広告データ、アクセスログ、ビジネスデータなどのバラバラなデータを統合基盤に落とし込む作業を自動化
  • Data Pallet
    データを活用する際に、SQL変換作業を自動化する機能。GUIで簡単に変換可能
  • Data Learning Drive
    データの「活用」部分を自動化する機能。データの取得から統合、顧客に対しての最適なタッチポイントの設計など、今まではマーケターの経験や知見に頼っていたマーケティング施策部分をAIが学習し自動化

必要な機能だけを厳選した中小・ベンチャー企業向けソリューション「b→dash Lite」

「b→dash Lite」は、主に中小企業、ベンチャー企業向けのプロダクト。
「b→dash Prime Update」により、多くのマーケティングプロセスの自動化に成功した結果、より安価に一部の必要な機能だけを厳選して提供が可能になったとか。ポイントは下記の3点。

  • 安価に
    今までは月30万円〜かかっていた費用が、「b→dash Lite」では5万円〜導入可能。
  • すぐに
    データ活用に必要な機能のみを搭載しているため、平均導入期間を41日から3日まで削減可能に。
  • 簡単に
    今までSQLなどの特定のスキルを持った人しか扱えなかった工程を自動化することで、誰でも操作可能。

「b→dash」の廉価版という感じですが、すぐにでもデータ活用をはじめたい中小企業・ベンチャー企業にとってはうれしいですね。

「Smartdata Partnership Program」を発表し、データ活用経営を推進

今回、フロムスクラッチが打ち出すデータ活用経営普及のパートナープログラム 「Smartdata Partnership Program」の12社が発表されました。プログラムでは以下のことに取り組んでいくとのこと。

  • データ活用共同提案
  • 新機能の共同開発
  • AIとビッグデータ領域の共同研究

そうそうたる企業が名を連ねており、データ活用経営を本気で打ち出していくという気概が伺えます。

生産性を向上させ、収益を上げる方法としてのデータ活用経営

プレス向け発表会では、なぜ今、データ活用経営が求められているのかを代表の安部さんが話されていました。

ーー安部
「日本企業はこれまで新規獲得に注力してきましたが、競争の激化により獲得効率が低下した結果、より既存顧客のLTVの底上げに注力することで、中長期的に収益をあげようという動きがあります。また、働き方改革の推進により、より少ないリソースで収益を上げざるを得ない環境も、データ活用が求められている理由のひとつです。」

テクノロジーの発展により、企業はあらゆるデータを貯めることが容易になりましたが、下記のように社内の問題が山積しているとのこと。

  • データの形式がバラバラでうまく活用できない
  • 部署間・システム間の連携がうまくいかない
  • データ活用に割く工数がない
  • そもそもデータ活用ができるリテラシーのある人材がいない

その結果、データ活用にチャレンジしてもしわ寄せがマーケターにきてしまい、本来マーケターが行うべき顧客理解やマーケティング戦略の思考・立案といった本質的な部分にリソースを割けていないことが課題感としてあったとか。

今回のアップデートの内容を見るに、マーケティングに占めるかなりの「作業」的な部分が自動化されていて、マーケターとしてはこのツールを使用すればかなり楽になるのではと思います。

一方で、データ活用の推進にはツールだけでなく、社内の連携なども不可欠。「b→dash」のようなAI×マーケティングのツールの使用がその鍵になる気がしますね。今後も注目したいツールのひとつです。