グーグルや早稲田大学の講師らが担当、ディープラーニング講座が開講

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画像は「スマートエスイー「深層学習」講座PV ~ gacco:無料で学べるオンライン講座」より

オンライン講座サイト「gacco(ガッコ)」では7月20日の15時から、早稲田大学を中心に35以上の大学、企業、業界団体が手がける社会人教育プログラム「スマートエスイー」の一環として、オンライン講座「深層学習」が開講される。受講料は無料。

本講座では、AI(人工知能)におけるディープラーニング(深層学習)の理論と技法を理解することを目的として、予備知識と畳み込みニューラルネットワーク(入門レベル)、実践上の留意点とテクニック、ビジネス適用事例について学べる。

講師・スタッフは『ITエンジニアのための機械学習理論入門』(技術評論社)『プロのためのLinuxシステム構築・運用技術』(技術評論社)などの著書で知られるグーグル合同会社 中井悦司氏のほか、早稲田大学 理工学術院 専任講師 シモセラ・エドガー氏、株式会社サイバーエージェント 山口光太氏が務める。

【「機械学習」概要】
・前提条件:準備学習・前提知識は統計解析の基礎知識、微分積分と線形代数の基礎知識
・課題内容:各週選択形式の確認テスト
・修了条件:得点率60%以上
・学習期間:4週間(週3時間程度)

セガ、社内勉強会用の数学資料150ページ超を無料公開「これはすごい」「素晴らしい!」

AIやPythonなどのプログラミング、データサイエンスなどに関する学習コンテンツが、無料で公開されることは少なくない。

最近でも、株式会社セガは6月15日、公式ブログにおいて、社内向けの勉強会用のPDF資料「基礎線形代数講座:線形代数 回転の表現」を一般公開したと発表。SNS上では「これはすごい」「素晴らしい!」「AI(人工知能)を学んでいるのですが、数学の知識は重要ですよね」などのコメントが見られる。

線形代数は、微積分と並び理工系の科学・技術の諸分野で基礎中の基礎として用いられる数学の分野で、ゲームでは主に3DCGの技術的基礎として応用されている。昨今のAIブームでも話題になった。

この記事で紹介したコンテンツはそれぞれ分野や領域は異なるものの、両方とも無料で学習できる。気になる人はチェックしてみては。