立教大学、「AIとメタバースの現在地と未来」オンライン動画学習サービス「gacco®(ガッコ)」にて1/17開講!大学にて対面授業も

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株式会社ドコモgaccoと立教大学は、オンライン動画学習サービス「gacco®(ガッコ)」にて、近年急速に発展したAI技術について学ぶことができる「AIとメタバースの現在地と未来」を、2023年1月17日より開講することを発表した。受講者募集は、2022年11月15日から開始している。また、本講座は、2023年2月18日に立教大学にて対面授業も実施するという。

講座内容

近年、AIの革新と連動するようにして、仮想現実の技術が急速に発展し「メタバース」という概念も広く知られるようになった。

しかしながら、現在のAI テクノロジーの発展をもたらした「ディープラーニング」には限界があり、それを理解することがAIの活用には欠かせないという。また、次世代のソーシャルプラットフォームとして期待されるメタバースは今後の人類のあり方にも影響を与えうるため、慎重な設計が必要である。

本講座では、まずAIの現在地について理解し、メタバースと密接に関連するデジタルゲームAIやスマートシティについて概観したうえで、AIとメタバースの未来について考察していく。ディープラーニング、デジタルゲームAI、スマートシティとメタバースの基礎を理解し、独自のアイディアを出せるようになることを目標としている。

講座概要

  • 講座名:AIとメタバースの現在地と未来
  • 公開期間:2023年1月17日(火)15:00 ~ 2023年3月20日(月)23:59まで
  • 募集期間:2022年11月15日(火)15:00 ~ 2023年3月20日(月)23:59まで
  • 受講費:無 料
  • 受講申込先:こちらのホームページから申し込みが可能
  • ※gaccoの会員登録が必須で、こちらから無料で会員登録が可能

各週ごとの予定内容

​​Week1 AIとデータサイエンスの現在地

1.ビッグデータとAI
・AIのいま
・何がAIを進展させたのか
・機械学習によるAIの実現
2. ディープラーニングによるAI の実現
・学習するとはどう言うことか?
・ニューラルネットワーク
・ディープラーニングとその威力
3. AI とデータサイエンス
・AI とデータサイエンスの関係
・産業界におけるAIとデータサイエンス

Week2 AIテクノロジーの限界と未来

  1. AI の限界と未来
    ・AI研究開発の様々な成果と限界
    ・データのバイアス
    ・ブラックボックス問題
    ・より良いAIへ向けて
  2. AI が切り拓く仮想現実の未来
    ・仮想現実(Virtual Reality)
    ・仮想現実におけるAIの活用
    ・未来の仮想現実

Week3 デジタルゲームAI

  1. デジタルゲームAI入門
    ・デジタルゲームAIの全体像
    ・デジタルゲームAI入門(1)(キャラクターAI)
    ・デジタルゲームAI入門(2)(スパーシャルAI)
    ・デジタルゲームAI入門(3)(メタAI)
    ・ゲームエンジン
  2. デジタルゲームAIの今後の展開
    ・シミュレーションxディープラーニング
    ・リアル ⇔ デジタル

Week4 スマートシティとメタバース

  1. スマートシティ
    ・スマートシティの全体設計
    ・空間型AIの作成
    ・現実空間とメタAI
    ・スマートシティ・シミュレーション
  2. メタバース
    ・メタバースの定義
    ・メタバースとお金
    ・メタバースとソーシャル
  3. スマートシティとメタバース
    ・スマートシティとメタバースの融合、人間の行動変容

講師紹介

内山 泰伸(うちやま やすのぶ)

東京大学大学院理学研究科物理学専攻で博士(理学)の学位を取得。SLAC国立加速器研究所Panofsky Fellowを経て、2013年に立教大学理学部物理学科に着任し、高エネルギー天文学の研究室を主宰。立教大学人工知能科学研究科教授。専門は高エネルギー天文学、応用人工知能。日本天文学会第21回研究奨励賞受賞、第5回宇宙科学奨励賞受賞。2018年、先端テクノロジーのベンチャーGalaxiesを起業。

瀧 雅人(たき まさと)

2004年東京大学理学部物理学科卒業。2009年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。2009年から2012年まで京都大学基礎物理学研究所博士研究員。その後、理化学研究所 基礎科学特別研究員、数理創造プログラム(iTHEMS)上級研究員を経て現職(立教大学人工知能科学研究科准教授)。専門は深層学習の仕組みの研究と、科学・産業への実務的応用。

三宅 陽一郎(みやけ よういちろう)

立教大学人工知能科学研究科特任教授。博士。専門は、デジタルゲームに おける人工知能、人工知能と哲学、スマートシティ。著作に『人工知能のための哲学塾』 『人工知能の作り方』『ゲーム情報学概論』『FINAL FANTASY XVの人工知能』 『高校生のためのゲームで考える人工知能』などがある。

対面授業概要

  • 実施日:2023年2月18日(土)午後
  • 実施日:2023年2月18日(土)午後
  • 定員:30名(先着順)
  • ※申し込みや、詳細については後日、こちらから案内

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