画像は公式サイトより
米ニューヨーク・タイムズの報道をきっかけとして、AI(人工知能)技術により、存在しない人物の顔写真を作成できるサイト「Generated Photos」に注目が集まっている。
公式サイトより
顔写真の生成には、AIにおけるGAN(Generative Adversarial Network)技術を活用しているという。顔画像の人物は性別や年齢、人種だけではなく、目の色、髪の長さや色など、多様な要素で構成される。
公式サイトより
トップページにおいても、「アジア系女性」「高齢者」「幼児」「男性」「白人女性」など、さまざまなセグメントが用意されている。公式サイトによると、生成された顔写真は企業がソフトウェアでデモする際や、アプリでテストをする際などに活用されているとのこと。
同サイトでは2019年9月に著作権フリーの顔画像10万枚を公開。日本でも一部ウェブメディアなどで報じられた。今回の米ニューヨーク・タイムズによる報道で、さらに知名度が高まったものと思われる。
同サイトでは、出典元としてリンクを表示するといった条件はあるものの、画像を無料でダウンロードして使用できる。なお、より高品質な画像や商用利用のライセンスを得たい場合は2.99ドル(約310円)から。気になる人は公式サイトをチェックしてみては。