江崎グリコ、収益改善に向けたAI需要予測は始まったばかり

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WordRidden『Glico Man』

江崎グリコ株式会社は、人工知能(AI)を活用し、気象データや売り上げデータなどをもとに、新製品の売れ行きを予測する仕組みの構築を目指している。Ledge.ai編集部による同社への取材で明らかになった。

同社の広報担当者にこの取り組みを始めた経緯を聞くと、「弊社はお菓子とかアイスとか乳製品などを扱う食品メーカーなので、需要予測は肝になります。とくに、弊社に限らず有名な話ですが、アイスは天候や人の動きに左右されることが多い商品です。需要予測はメーカーにとって肝中の肝になります。そういった精度を上げるということで、この取り組みを始めました」と話している。

現在は、商品の開発から流通までに関わるマーケティングの部署などと連携しながら、この需要予測に関する取り組みを進めているという。いまだに成果が出ていない部分もあるものの、現在でもすでに成果が出ている部分もあるようだ。

この仕組みは企業の収益改善だけではなく、過剰在庫や廃棄ロスの抑制といった社会問題の解決への道しるべにもなり得る。実現まではまだ数年かかるかもしれないが、引き続き今後の進捗に注目したい。

日本気象協会など、気象データを活用しAIで需要を予測

なお、Ledge.ai編集部では、エクサウィザーズと日本気象協会による気象データを活用したAIでの需要予測について、過去に報じている。気になる人は以下の記事をチェックしてほしい。