松尾豊氏が講師を務めるAI講座「AI For Everyone」GMOメディアが全パートナー研修に導入「大変素晴らしい」

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GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社は6月9日、技術者に限定せず全パートナーを対象に、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供するビジネスパーソン向け人工知能(AI)/ディープラーニング(深層学習)講座「AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)」を研修として導入したと発表。

GMOメディアは「AIはデータ分析から画像・音声認識までの幅広い分野で実用化され活用が広がっており、今後、エンジニアだけでなく社会人が業務するうえで必須のリテラシーとなることが予測されます」と述べ、このようなAI時代の到来に対応するために本講座を社内の研修に導入したと説明している。

本講座は受講料が無料。受講プラットフォーム「Coursera」の受講修了証発行を希望する場合には別途、49ドルが必要になる。GMOメディアの制度では費用を負担し、より多くのパートナーのAIに関するリテラシー向上を目指すという。

GMOメディアには、JDLAが主催するディープラーニングを事業活用する能力や知識を認定する「ジェネラリスト検定(G検定)」資格を保有するパートナーも在籍している。今後は「G検定」に加え、ディープラーニングを実装する能力を認定する「エンジニア資格(E資格)」の取得も支援する。

AI研究の第一人者でJDLA理事長も務める東京大学大学院工学系研究科 教授の松尾豊氏は「社会全体でDXが加速し、それを推進するための人材育成が急務になっています。人工知能、ディープラーニングは、DXにおいて重要な技術であり、さまざまな産業や業務で従来考えられなかった自動化を実現し、デジタル社会における新しい付加価値を生み出します」とコメント。

続けて、松尾豊氏は「画像認識や音声認識、自然言語処理などの分野を中心に、近年技術が急速に進展しており、こうした技術に関するリテラシーの習得を、企業内での人材育成や研修の一貫として取り組むことは大変素晴らしいことだと思います。今後より多くの企業で、ディープラーニング活用に関するリテラシーが高まり、事業の新たな付加価値につながっていくことを期待します」と述べる。

>>ニュースリリース

文系大学生が松尾豊氏が監修する無料のAI基礎講座を受けてみた! たった5時間でDXも理解できる

本講座はAIの権威として知られるスタンフォード大学のAI研究者で計算機科学者のアンドリュー・ン(Andrew Ng)氏率いる、DeepLearning.AIが提供する非エンジニア向けオンラインAI講座「AI for Everyone」(オリジナルは英語)をベースにした。オリジナル版の「AI for Everyone」はCoursera上で、すでに全世界60万人以上が受講しているという。

本講座にはJDLAが制作し、松尾豊氏が講師を務める「DXとは何か」「DXにおけるAI/DL(ディープラーニング)の重要性」「日本におけるAI活用」といった日本向けコンテンツを追加した。

学習内容は「ニューラルネットワーク、機械学習、ディープラーニング、データサイエンスなど、一般的なAIに関する専門用語とその意味」「実際にAIができること、できないこと」「組織の課題解決のためにAIを適用できる可能性とその方法」「機械学習およびデータサイエンスプロジェクトの進め方」「AIエンジニアチームと連携して社内でAI戦略を構築する方法」「AIを取り巻く倫理的および社会的議論の概要」。

【「AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)」概要】
・受講資格:制限なし
・受講期間:制限なし(※修了証付きコースの場合は180日以内に修了する必要がある)
・受講サイト:公式サイト
・講座形式:オンラインでのビデオ講座形式/約5時間(ビデオ講座のみ)
・「無料聴講コース」(ビデオ講座のみ視聴が可能)
・「Coursera修了証付きコース」(ビデオ講座に加え、確認テストを受験)

Ledge.ai編集部では「AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)」のレポート記事を掲載している。気になる人はあわせて以下の記事もチェックしてほしい。