Googleがアフリカ進出を発表 ── AIのリサーチセンターをガーナに新設

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皆さんはアフリカと聞くと何を想像するだろうか?ほとんどの人は貧困や食料不足などの問題がある新興国というイメージを持つかもしれない。しかし、現在のアフリカは、とてつもない勢いで成長するテクノロジーの国へと変化している。

先月のFacebookのナイジェリア進出に続き、GoogleがアフリカのガーナにAIのリサーチセンターを新設することを発表した。Googleのアフリカ進出の狙いは何なのか?

GoogleのAI部門がガーナに進出

検索エンジンや、ソフトウェアといったインターネット関連のサービスで有名なGoogleは、ここ数年、人工知能にも力を入れ、世界のAI業界を牽引してきた。6月13日、そのGoogleがガーナに新しくAIのリサーチセンターを新設することを発表した。

世界的に比較すると、アフリカ諸国は「農業」や「医療」「教育」の水準がまだまだ低く、多くの課題にあふれている。そこでGoogleは、この3点における課題をAIを用いて解決することを目指し、そこに新たなビジネスチャンスを作ろうとしている。

Googleの発表によると、すでに現地の調査会社や大学と協働することや、機械学習の開発者やエンジニアを雇用することが決まっているという。

アフリカへ集まる投資の現状

国際連盟は、30年以内に世界人口は90億人に達し、そのうちの25%をアフリカの人口が占めると予想している。そのため多くの投資家はアフリカが巨大な市場になり得るという可能性を示唆し、多額の投資を行い始めている。さらに、アフリカに注目しているのは投資家だけではない。Facebookは先月、ナイジェリアのラゴスに、現地のスタートアップ企業を支援するという名目で進出し、インターネット回線をアフリカ南部の地域に拡大するための衛星を打ち上げるなど、多額の資金を投資した。

アフリカ大陸が持つ可能性

最近の調査によると、中国がアフリカのインフラ整備などのプロジェクトに数千億円規模の投資をし、ロシアが新たに東アフリカ地域への投資を検討しているという。

アフリカの市場規模やGoogle、Facebookなどの多国籍企業の同行を考慮すると、アフリカの持つ可能性には目が話せない。今後、アフリカが世界のテクノロジーを牽引する日も近いかもしれない。