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『文系大学生がAI講座受けてみた』では、大学では文学部で日本語学を専攻する文系の私が無料で学べるAI講座にチャレンジしていきます!
第5回となる今回は、グーグル合同会社(Google)が提供する、「はじめてのAI」を受けてみました。本講座では、身近なAIの活用事例だけではなく、機械学習、ニューラルネットワーク、ディープラーニング(深層学習)についても学べます。講座時間は約1時間で、前提知識は不要です。
カリキュラムは以下のとおりです。
- 第1章:はじめに
- 第2章:機械学習でできること
- 第3章:機械学習のしくみ
- 第4章:応用事例の紹介
- 第5章:最後に
- 第6章:最終テスト
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第1章では、AIが生活の中でどのように使われ、浸透しているのかを学んでいきます。GoogleはこれまでのITシステムよりもう一歩賢いことができるようなAI技術を目指していると話しています。GmailやGoogle フォトなど、GoogleのサービスにおいてAIがどのように使われているのか説明します。
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また、農家さんやクリーニング屋さんのAIの活用事例も見られます。
第2章では、普通のITと機械学習の違いを学びます。プログラムを書いて人間がルールを決めるというやり方では限界があるため、コンピュータにルールを探させると話しています。画像認識と音声認識・文章理解の例を見て学んでいきます。人間がなにかを見分ける場合も間違えることはありますが、機械学習も間違いは起こし、100%の精度を出すことはできないといいます。
第3章では、機械学習の裏側がどのように動いているのかを学習します。機械学習は、(1)学習データの準備、(2)機械学習の「モデル」の学習、(3)モデルの利用という流れで開発を進めていくと話しています。実際に学習をしているところを見られます。ニューラルネットワークについて学んだあと、それを発展させたディープラーニングの仕組みも詳しく学べます。
第4章では、機械学習の仕組みを使ってどのような応用が可能かという実際の例を紹介しています。音声認識や画像認識、文章理解のための機械学習を使った「お菓子ロボット」など、さまざまな応用例を見ます。
第5章は本講座のまとめ、第6章は最終テストとして10問の確認テストが用意されています。
本講座ではAI、主に機械学習について学びました。GoogleのサービスでどのようにAIが使われているのかを知り、AIは身近なものであると再認識しました。「機械学習」と聞くと難しく考えてしまいますが、事例が多く出されるのでとてもわかりやすかったです! 1時間で終えられるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。