課題先進国として、数々の社会課題を持つ日本。その解決策として大きく期待されるのが、AIによる課題解決です。
そして、AI × 社会課題という文脈で大きな動きを見せるのが、Google。
Googleが長年に渡り社会課題解決に向けて実施してきたさまざまな分野での取り組みが「AI for Social Good」に統合。その一環として、合計 28 億円分の助成金やGoogleのAIエキスパートの技術サポートなどを無償提供・支援する「Google AI Impact Challenge」も実施されます。
12月8日にそのキックオフともいえる「AI for Social Good 〜 Google AI Impact Challengeのご紹介とAI による社会問題解決アイデアソン」が行われ、15日にはハッカソンが開催されます。
社会課題解決を図るプロジェクト「AI for Social Good」
AI for Social Goodは、核となるGoogleのAI研究、エンジニアリングを活用し、第三者機関と協力して重要な社会問題の解決を図るプログラムです。
このプログラムが解決するのは、決してGoogleが認識する課題だけではありません。
医療格差、環境保全、災害救助などに関連する社会的な課題、それらの課題解決に取り組む非営利団体、研究機関、ソーシャルアントレプレナーと共にプロジェクトを進めていきます。
「Google AI Impact Challenge」 ── 28億円分の助成金やAI エキスパートの技術サポート
AI for Social Goodの一環として、世界の非営利団体、研究機関、ソーシャルアントレプレナーを対象に、世界における社会・人道・環境にかかる重大な問題をAIの活用を通じ解決を図る案を募る「Google AI Impact Challenge」。
採択された優秀なアイデアには、合計28億円分の助成金やGoogleのAIエキスパートの技術サポートなどが無償提供され、そのアイデアを実現できるようGoogleが全面的に支援するといいます。
また、Googleとデータサイエンス非営利団体「DataKind」が協力し、各プロジェクトの要件に応じて追加支援を提供する「Launchpad Acceleratorプログラム」への参加も可能になります。
2019年春に行われるGoogle AI Impact Challenge前の本イベント、社会問題を解決しようとしている社会起業家の方、NPO・NGOの方、学生や大学の研究室の方、そのほか社会問題の解決に興味がある方、全員が申し込み可能です。
社会にインパクトを与える数々のアイデアが誕生する
AI for Social Goodに関連し、実際に動いているプロジェクト、AI活用事例もぜひご覧ください。
迅速かつ正確な洪水予測
source:Keeping people safe with AI-enabled flood forecasting
山火事防止
source:Fighting fire with machine learning: two students use TensorFlow to predict wildfires
野生生物の保護
source:A tale of a whale song
イベント概要 ── 参加登録はお早めに!
イベント名 | AI for Social Good 〜 Google AI Impact Challengeのご紹介とAI による社会問題解決アイデアソン |
---|---|
公式サイト | https://events.withgoogle.com/aiforsocialgood/ |
登録締切 | 12月4日(火) |
場所 | グーグル合同会社 オフィス内会議室 |
アクセス | 〒106-6149 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー |