Googleがデータ分析や可視化を学ぶ「データアナリティクス」の日本語講座を開始 先着6000名は無料に

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Googleは8月29日、キャリアアッププログラム「Google Career Certificates」の日本語版講座を開始したと公式ブログで発表した。データ可視化やSQL、Rプログラミングが学べる「Google データアナリティクス プロフェッショナル認定証プログラム」が提供され、特定の手順を踏んで期限内に登録した先着6000名は講座を無料受講できる。

※日本リスキリングコンソーシアム講座ページに、「無料枠の応募受付は終了」との明記あり(2022年9月1日追記)

データ分析の流れから各種ツールの使い方まで幅広くカバーするカリキュラム

同プログラムは2018年にアメリカや他数カ国でスタートした、IT専門職を目指す人向けのオンラインキャリアアッププログラムだ。実践的な知識と需要が高いスキル、問題解決力を身につけ、組織で即戦力になるような人材育成を目的としている。

今回日本で提供されるのは「Google データアナリティクス プロフェッショナル認定証プログラム」だ。オンライン教育サービスのCourseraで受講でき、料金は月額39ドル。コースを受講する上での学位や事前知識は不要とのことだ。

出典:Coursera

同プログラムのコースは以下のとおり。8月30日現在、コース4以降は9月20日頃から順次公開予定となっている。

  1. 基礎知識:データはあらゆるところにある
  2. データに基づいた意思決定を行うための問いかけ
  3. 探索用データを準備する
  4. 「ダーティー」なデータを「クリーン」にする(日本語版近日公開予定)
  5. データを分析し、答えを導き出す(日本語版近日公開予定)
  6. データ可視化(ビジュアライゼーション)による、データの共有(日本語版近日公開予定)
  7. データ分析とR言語(日本語版近日公開予定)
  8. 学びの総仕上げとしての最終課題:ケーススタディ(日本語版近日公開予定)

カリキュラムについてはCourseraの公式ページが詳しい。

データアナリストの業務プロセスやデータ分析の流れ、SQLを使ったデータ集計・計算方法を学ぶほか、Tableauを利用したデータビジュアライゼーションやR言語のエコシステム、就職活動に役立つケーススタディ作成など、学べる領域は多岐にわたる。

この認定プログラムを終えて合格基準に達すると、認定証が得られるほか「エントリーレベルのデータ アナリスト職に応募できるようになる」とのことだ。

日本リスキリングコンソーシアムからの登録で、先着6000名の受講が無料

本プログラムの概要は以下のとおり。

  • 受講時間:平均180時間以上
  • プログラム終了までの目安:週10時間受講した場合、約半年
  • 受講料:月額39ドル
  • 受講場所:教育サービス「Coursera」を利用

また、「日本リスキリングコンソーシアム」を通じて2022年12月26日までに受講登録した先着6000名には無料アカウントが発行され、同プログラムを無料で受講できるという。

出典:Grow with Google

日本リスキリングコンソーシアムに会員登録(無料)し、会員マイページから講座を申し込むという特定の手順が必要になる。「トレーニングプログラムを探す」(講座検索の画面)では、会社名「Google」・カテゴリ「データ分析・分析」「認定証」を選択すると表示される。

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