AI言語モデル「GPT-3」は1日あたり平均45億語を生成している

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画像はOpenAI 公式サイトより

OpenAIは英語圏を中心に「この言語モデルは危険すぎる」「新たなブレイクスルーだ」などと話題になった言語モデル「GPT-3」が1日あたり平均45億語を生成している、と公式ブログで公表した。

GPT-3は、宇宙開発企業スペースX社の共同設立者およびCEO、テスラの共同設立者およびCEOなどを務めるイーロン・マスクさんらが設立した非営利団体であるOpenAIが2020年6月に発表した言語モデルだ。現在はGPT-3 APIの発表から約9ヵ月たち、同APIは300以上のアプリケーションで使用されているという。

GPT-3と言えば、2020年9月には「人間を一掃したいとは思っていない(I have no desire to wipe out humans.)」や「喜んで人類のために自分の存在を犠牲にするだろう(I would happily sacrifice my existence for the sake of humankind.)」など、AI脅威論を否定する文章を出力したことが議論を呼んだ。

2021年3月には教育系WebサイトのEduRef.netが、新卒や学生たちのグループおよびGPT-3にレポートの課題に取り組んでもらい、それぞれ匿名で採点した結果、GPT-3は4科目において平均で「C」の評価を獲得し、不合格は1科目だけだったと報じた。

人工知能(AI)研究の第一人者で、東京大学大学院工学系研究科 教授の松尾豊さんは2021年1月4日に発表した年頭所感のなかで、「ディープラーニングの分野で昨年の大きなトピックの1つは、Open AIが開発した『GPT-3』だったでしょう」と言及している。今後の発表にも注目したい。

>>公式ブログ(英語)