DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が注目を浴び、AIやIoTが身近になったにもかかわらず、導入に踏み切れない日本企業は多い。
おそらく、日本企業の多くはAIやIoTを導入したくないわけではない。導入したいものの、なかなか導入ができていないというのが実情だろう。
その理由を聞くと、「高額なコストがかかるから」「何をしたらよいか分からないから」「効果があるか分からないから」「使いこなせる人材がいないから」などといった回答が返ってきそうだ。
そんなふうにまだ一歩を踏み出せていない人にオススメのサービスがある。
ノーコードツールでAIやIoTを3週間試せる無料サービス
現在、アステリア株式会社が実施している、AI搭載IoT総合エッジウェア「Gravio」を無料で3週間試せる「Gravio評価機貸出しサービス」だ。
Gravioは月額2万円(税別)からと安価で、ノーコードと手軽に導入できるため、さまざまな企業で導入が進んでいる。利用したい用途にあわせて、AIとIoTを適材適所で簡単に使い分けられるのが特徴である。
たとえば、ネットワークカメラを使いAI画像認識技術による人数をカウントすることで人の密集を検知したり、付属の開閉センサーを使うことでドアの開閉を把握したりできる。それらの情報をもとに、エッジでライトを光らせたり、音を鳴らして通知や警告が可能だ。
また、外部クラウドと連携することで、これらの情報をもとにLINE、Slack、LINE WORKSなどのメッセージアプリに通知したり、Microsoft Power BI、Google スプレットシートで表示したりも可能だ。
今回の貸出しサービスでは、
- カメラやセンサーから送られたデータを取りまとめるIoTゲートウェイ「Gravio Hub」
- ネットワークカメラ1台(I-O DATA社製)
- 温湿度・人感・ドア開閉・振動・CO2・距離計測・押しボタンなど8種類のセンサー
- 4色の警告灯とドット型液晶表示パネルといった表示用デバイス
まで提供してもらえる。
「エントランスに人が入ったらLED ライトを点灯させたい」「ドアが開閉したらSlackに通知したい」「室内のCO₂濃度が基準値を超えたらLINEに通知したい」など、どのようにデータを取得し、そのデータをいかに活用するのかといったところまで、一気通貫で実現できる。世の中でなかなか存在しないパッケージと言えるだろう。
そして、今回の貸出しサービスのもう一つのポイントとして、カメラとAIを使ったほうが良い場合、センサーで物理的に情報を得るほうが良い場合、どちらも対応できるのがミソでもある。設置する場所や状況に応じて臨機応変にどちらの手法も同じ仕組みの中で実現できるのも非常にユニークなところである。
ノーコードで実装が簡単!初心者でも安心にトライできる
「令和3年版情報通信白書」
日本企業では、AI導入をはじめとしたDXが十分に進んでいるとは言えない。
総務省が実施した「令和3年版情報通信白書」などの調査では、日本企業におけるDXを進める上での課題としては「人材不足」「費用対効果が不明」といった理由が並ぶ。
確かに、人材については、企業の情シス(情報システム)に所属している人でさえ、AIについて何かしら勉強をしている人はあまりいないだろう。もしかしたら、「AI/IoTを導入する前に、まずはプログラミング言語『Python』を勉強しないといけない」と思い込んでいる人もいるかもしれない。
だが、Gravioはノーコードで実装が簡単であることが強みだ。Ledge.ai編集部のインターンでAI開発未経験の「文系大学生」でも、AIを活用した「人数検知カメラ」はたった2時間、「3密検知ソリューション」はたった30分でゼロから実装できたほどである。
Gravioを使えば「非エンジニア」「非IT担当者」「文系出身者」といった、自分自身はAIやIoTからほど遠いと思っている人でも、画面上で簡単に操作できる。
「新しくなったGravio評価機貸出サービス開始!センサー、カメラが一式セットになった評価機の利用手順を解説!」より
しかも、アステリアは貸出しサービスの利用手順を解説したページや無料セミナーを用意している。手順を1つずつ解説してくれているため、Gravioを初めて使う人でも安心してトライできるだろう。
貸出しサービスは人気で申し込みがひっきりなし
また、効果についても、AIやIoTは「Microsoft Excel」や「Google ドキュメント」のように誰もが使っていると認識していないため、効果のイメージがつかみづらいのも無理はないと感じる。
しかし、AIは検索エンジンや翻訳サービス、お掃除ロボットなど身近な製品やサービスに使われている。それこそ、iPhoneやiPad Proに搭載している顔認証システム「Face ID」は、今回の貸出しサービスに含まれるネットワークカメラを活用した人数検知ソリューションと、AIによる画像推論結果を活用している例としては同じだ。
「人材がいない」「効果がわからない」といった課題を抱えている企業にも、いきなりDXという大きな変革に乗り出すのは難しくても、実は意外なことに身近にあるAIやIoTを使いこなすことはそれほど難しくはないのではないか。
今回の貸出しサービスは「AIについてよくわからない」「IoTについて何1つ知らない」といった人でも、まずはお試しとして第一歩を踏み出し、AIやIoTがいかに手軽で使い勝手が良いのかイメージをつかむ機会に最適と言えよう。
アステリアの担当者によると、今回の貸出しサービスは4月1日に開始して以来、人気で申し込みがひっきりなしという。まだまだ外出が少しはばかられる昨今、GW中にAIやIoTを3週間思う存分無料で試せる「Gravio評価機貸出しサービス」を楽しんでみては。
貸出しサービスの申し込みは以下から
- 貸出内容物:IoTゲートウェイ(Gravio Hub)1台、センサー および 表示器 10種類(Zigbee無線)、ネットワークカメラ1台(I-O DATA社製)
- ※本プログラムの利用には、アステリアのIoTソフトウェアGravio Studio(無償) を事前にインストールしたPCを準備する必要があります。
- 対象:法人企業および団体
- ※個人は対象外となります。
- 貸出期間:検証貸出機到着日より3週間 評価機到着日から返却発送日まで
【「Gravioハンズオンセミナー 《機材を事前お届け(IoTセンサー/AIカメラ/IoTゲートウェイ》」】
- ※ハンズオンセミナーは定期開催しております。最新スケジュールは以下をご覧ください。
- ※申し込み多数の場合は抽選とし、当選社のみメールにて登録完了の連絡をします。