専門知識もプログラミングも不要で使えるAI開発ツールは現場目線で作られた

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AIに関する専門知識がない高校生でさえも、「ReNom」を使ってAIを開発できたんです――。こう語るのは株式会社グリッドの代表取締役・曽我部 完氏だ。

いま、新型コロナウイルス感染拡大による影響で、多くの企業や職種で働き方の変革が余儀なくされている。それこそ、日ごろの会議から商談に至るまで、すべてオンライン上で完結させている例も少なくない。社会が大きく変わりつつある現在において、キーワードとして掲げられるのが「デジタル化」だ。

デジタル化のなかで注目を集めているのがAI(人工知能)の活用だ。とはいえ、「これからAIを使う」といっても専門知識が必要などの理由でハードルが高いのも事実。しかし、グリッドが提供するAI開発ツール「ReNom」なら、AIに関する知識がなくてもAI開発が可能だという。

そんなReNomを提供するグリッドの代表取締役である曽我部 完氏に「ReNomで何ができるのか」「どういった点が他社ツールよりも優れているのか」など、これからAIを導入・活用しようとする企業向けに話を聞いた。
※本稿における取材はオンライン上で実施し、掲載している写真はグリッド社に提供してもらっている

株式会社グリッド 代表取締役 曽我部完氏

知識のない高校生でもAIモデルを作れるのがReNom

AIの活用や導入を検討する人たちのなかには、「専門知識がないと使いこなせない」「AI人材を確保しないといけない」などを考えているかもしれない。しかし曽我部氏は「この1、2年でAI開発を取り巻く環境が大きく変化してきている」と話す。

――曽我部
「AI開発は、すごく難しい世界だと思われていた時代が数年前までありました。ですが、ここ1、2年で急激に民主化・内製化というキーワードがさまざまな業界、業種に広がってきています。

それこそAIの活用や開発について、いままで我々のようなAIの会社に頼んでいたことを、内部の方から『短時間で開発できるような環境整えてほしい』と多方面からご要望いただいております。

そのため、いま求められるAI開発や内製化とは、まさに誰にでもできる・作れる・使えることがカギを握っているでしょう」

続けて曽我部氏は、AIの開発・活用において重要なことがあるという。

――曽我部
「AIを開発するうえで最も重要なのは、『現場の課題が何か』を正確に理解することだと思います。その現場の課題を理解しているのは、その現場で働く人たち自身です。

この背景もあり、グリッドが提供しているReNomは、専門知識はもちろん、プログラミング不要で誰でも使えるAI開発ツールにしています」

誰でも使えるツール、という点は大きなポイントだ。事実、グリッドでは実際にReNomを使って高校生向けにAI開発に関する授業を実施したところ、非常に良い取り組みができたそうだ。

――曽我部
「先日、一般の高校生を対象に、AIを開発するという授業を実施しました。授業を受けた高校生たちは、もともとAIへの知識は無かったものの、最終的にはAIモデルを作成できるようになったんです。しかも、そのなかから自分たちの課題をどう解決するか、という部分まで発展した議論もできるようになりました」

グリッドが実施したルークス高等学院の高校生へのAIモデル開発特別授業の様子

専門知識を備えていない高校生でさえもReNomを使えるのであれば、多くの企業でも活用できそうだ。

――曽我部
「AIの導入や活用における成功の秘訣は、その現場でどのようにAIを使えば最も効果を発揮できるのかを考えることです。そのため、課題に対してどのようなAI技術を使えば解決できるのかを理解する必要があります。

現場目線で作ったAI開発ツールのReNomは、モデルを作って性能を確認する工程を非常に短いサイクルで出来るようにしました。現場で試行錯誤しながら、その現場や課題に適したモデルを短期間で何個も作れるのも特徴です」

ReNomはAI開発に必要な一連の工程に対応できるツール

では、ReNomはどういった機能を備えていて、どのような分野で活用できるのだろうか。

――曽我部
「ご利用頂いているお客様は、主に製造業の方です。検査や検品といった分野において、人が作業していたものをAIに置き換える自動化や業務の効率化のニーズからご活用いただいております」

ReNomは検査や検品といった画像認識分野だけでなく、さまざま領域をカバーしているAI開発ツールだそうだ。

――曽我部
「ReNomパッケージはCUIベースではDL、RL、GUIベースだと画像、数値、データ分析の領域をサポートしています。ですので、AI開発に必要な一連の工程に対応できる製品です。

画像系は人の目の代わりとなって画像を認識し、数値系は売上など未来を予測し、分析は膨大なデータの中から意味のあるクラスターを考察できます。

ReNomを活用いただいている製造業の方は、将来的に工場全体のデジタル化を想定されていることが多いようです。そのデジタル化の第一段階として画像認識分野に取り組まれています」

そして、ReNomシリーズのなかでも画像解析が可能な「ReNomIMG」は、AIについてあまり詳しくない人が使うことを前提に作られたツールだという。

――曽我部
「ReNomIMG内には、専門用語の解説やヘルプ、ガイドメッセージなどのサポート機能を豊富に盛り込みました。試行錯誤してAIモデルを作れるようにしています。

まずAIを作ってみる、という部分から取り組めるようにしたことで、次第にAIへの理解が深まります。そして、AIで解決するべき課題に気が付くようになっていきます。つまり、ReNomIMGを使うことで、課題への理解と課題解決方法を学びつつ、さまざまな課題の解決につなげられるようにしました」

わずか数日で高精度モデルを構築 AI開発の外注費用も削減

曽我部氏は、実際の企業の活用事例を紹介してくれた。

――曽我部
「まず、あるエンジニアリング企業で目視検査などをAIに置き換えるために活用いただいた例を紹介します。

その企業では、24時間365日の運転監視業務として、製品の状態や品質がしかるべき状態に保たれているかを目視検査員によって行われていました。しかし、検査員によって監視精度にばらつきがあること、将来の後継者不足の懸念があるなかで機械による標準化することが課題でした。

このような状況下で、ReNomIMGを使い、製品の良否判定を行う画像認識AIモデルを自社開発されました。すると、運転状態の監視の自動化を図り、最小限の人員でのオペレーションに変更し省人化に成功しました」

自動化による省人化を実現するという現場が抱える喫緊の課題を解決できただけでなく、属人的なスキルをデジタル化させたことで、後継者不足を解消した将来につなげられた取り組みだ。

続けて、曽我部氏は製品メーカーでの最終検査工程での活用事例を挙げた。

――曽我部
「機械製品の製造メーカー様では、製品の最終検査工程で活用いただいております。

1製品あたりの検査項目は多数に及ぶため、従来は目視検査員に高い検査スキルと集中力が求められる業務でした。この企業様では、自社のデータサイエンティストが解析業務を行なっていましたが、AIモデル構築に時間を要し、人件費をはじめとしたコストもかかることが課題となっていました。

そこでReNomIMGを導入しモデルを構築すると、わずか数日で高精度のモデルが構築する事ができ、現在ではリアルタイムでの自動検査を実際の検査工程にて活用しています。人員や業務の削減だけでなく、AIモデルを内製化したことで、AIモデル開発の外注費用削減もできています」

ReNomIMGにおける物体検出での学習結果画面

AI開発プロジェクト100件超えの実績をもつサポート体制

先に挙げた活用事例を含め、なぜグリッドのReNomはさまざまな企業に選ばれているのか。

AIを開発できるツールの中でもグリッドのコンサルティングが充実していることも特徴のひとつ。とくに初めてAIを使う企業にとっては、ソフトウェア自体へのサポートはもちろん、課題発掘や導入から業務での実運用に至るまで、AI活用全体をアドバイスしてくれる体制があるのは安心につながる。

――曽我部
「製品サポートはもちろんですが、グリッドでは課題発掘や導入から業務での運用に至るまでサポートをしております。

たとえば、AIを開発して使ったものの良い精度が出ない際、どのように改善したらいいのかなどについて、グリッドのエンジニアが技術的なアドバイスをしています。

AIを初めて活用する企業の方は『うまく活用できるのか』という点に非常に不安を持たれていると思います。そこを払拭していただけるために、グリッドではAI開発プロジェクトに多数携わってきたデータサイエンティストによるサポート体制も提供しております」

また、ReNomは企業ごとに異なるさまざまな課題解決につながる製品だという。

――曽我部
「企業や業種によって、AI活用におけるニーズはさまざまです。画像認識をやりたい場合もあれば、数値予測のときもあり、データ分析といったケースもあります。

ReNomパッケージでは、グリッドとしてさまざまな領域でのAI開発に携わった経験を踏まえつつ、画像や数値、データ分析といった、さまざまな課題に合わせて必要なアプリを選択できるようにしています」

ReNomはさまざまな分野で活用できるのが大きな特徴のひとつ(画像は公式サイトより)

いま求められているAIを活用したビジネスの変革

昨今叫ばれている「デジタル化」の流れをさらに大きく促したのは、新型コロナウイルスの影響によるものだ。

曽我部氏は現在の情勢から、ビジネスにおけるAIの活用性を話してくれた。

――曽我部
「現在は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、あらゆる現場で従来できていた作業が難しくなりつつある環境に変わってきています。この環境下では、人間の労働力だけではどうしても補えない要素が現れています。

だからこそ、業務を少しずつAIに置き換えながら遂行できるようにする必要があると考えています。そして、社会全体のビジネスの在り方が変化していくと思います」

続けて、曽我部氏は現在のAI技術について次のように話す。

――曽我部
「AI技術は、目や耳、脳など、人間の五感に関わるものがAIに置き換えられるほど、技術的に進歩しています。

目に該当するのが画像認識ですし、耳にあたるのは自然言語です。脳で考えることは、予測や分析、最適化などに置き換えられます。

実際にAIを使ってみるまで、AIは遠い存在に思う人もいるかもしれません。ですが、AIを活用してビジネスの在り方を変化させなければいけないと思います。そのAI活用の入り口として使っていただきたいです」

また、コロナ禍によって浮き彫りとなった課題を解決するためにもReNomは役に立つという。

――曽我部
「企業の中には、内製化して課題解決を推し進めたいと思う方々が多くいらっしゃいます。こうした考えを持つ方々にはぜひ使っていただきたいです。

先にもお伝えしたように、専門知識が必要なく直感的にAI開発の流れやポイントを学んでいただけます。もし、つまずいてしまっても、経験豊富なエンジニアによるサポートがございますので、試行錯誤していただく経験からより深い専門知識を得られます。  

まずは比較的簡単な課題解決に着手することで、そこで得た知識を活用して、より難しい高度な課題に取り掛かるきっかけになると思っています」

最後に改めて、曽我部氏はAI開発ツールであるReNomについて話してくれた。

――曽我部
「現場の課題解決を支援したいという想いから、どなたにも簡単に使い易いように製品開発しています。

解決したい課題を持ちながらもAIでの解決は難しいのではと考えていらっしゃる方や、これまで導入で苦戦された方にぜひ活用いただきたいと思います。

また、まずは業務の一部分をAIによって効率化させ、将来的にはスマートファクトリーのように『全体最適』を考えている方にもぜひ活用してほしいです」

まずは始めるべきはReNomの資料ダウンロードから

ReNomは幅広い分野・業種・領域で、誰でも使えるように設計されているAI開発ソフトウェアツールだ。

多くの魅力や活用方法などは曽我部氏に取材したとおりだが、「これから使ってみたい」「もう少し詳しく知りたい」といった方は、まずは資料をダウンロードして読んでいただきたい。

下記リンクに用意しているReNomのページからダウンロードできるのはもちろん、本稿の下記フォームから必要事項を記入してもダウンロード可能だ。

また、ReNomの公式サイトからはReNomの導入にあたっての相談なども受け付けているので、資料を合わせて読みつつ、相談して実際に聞いてみてほしい。

ReNom資料パンフレットのイメージ