東京・目黒区の広大な敷地に、海外から大学が誘致される予定であることがJNNの取材でわかった。政府が進行中の「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想(GSUG)」は、マサチューセッツ工科大学を含む最先端のAI研究を行う大学を日本に招く計画。この計画の公式発表は年内を予定し、日米首脳会談でも取り上げられる見通しだ。
岸田総理は先月にOpenAIのアルトマンCEOと面会し、生成AIの利用とリスクについて意見交換を行った。生成AIは大量のデータを読み込むために多くの電力を消費するため、省エネ性能の高い新たな半導体チップの必要性を指摘した。
周囲には「AIで大きく社会や経済が変わっていくだろうから、ここはついていかないとダメだろう。また出遅れてしまうわけにはいかない」と語っているという。この新たな半導体とスタートアップ・キャンパスを通じて人材を育成し、AI大国へと進むことが政府の意図とみられる。