スマホで撮影するだけ。AIでメーター目視確認から台帳記入まで自動化する「hakaru.ai」

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製造現場において、メーターの点検は必須かつ重要な業務だ。

しかし、現状はメーターを目視で読み取り、手書きで紙の台帳に記録し、数値をExcelなどの台帳に転記して管理する方法が一般的だ。人手であることから、数値の読み取りミスのリスクや、そもそも大量のメーター点検自体が大きな業務負荷になっている、などの声はよく聞く。

そのメーター点検業務をAIで効率化できるサービスがある。GMOクラウドが提供する「hakaru.ai」だ。

メーターをスマホで撮影するだけ

hakaru.aiは、メーターをスマホで撮影するだけで、読み取り→集計→台帳記録の一連の流れを自動化できるサービスだ。使うにはアプリのインストールが必要で、Android7.0以上/iOS12以上に対応している。

使い方としては、製造現場にある既存のメーターへ個別に発行したQRコードを貼り付け、一緒にスマホで撮影するだけで、画像認識でメーターの数値を計測し、web台帳に記入する。異常値を検知すると管理者へ通知する機能もある。

対応しているメーターは多様だ。アナログメーター、デジタルメーター、回転式メーターのほか、まだβ版での提供だが、アナログパネルメーター、水道メーターにも対応している。

hakaru.aiを使うことで、メーターの目視確認、台帳へ記入、Excelへ転記しレポーティングなどの業務が削減できる。また、人手で行うことによる業務の一時中断や、連絡事項の伝え漏れのリスクを防ぐことが可能だ。

気になる精度については、メーターが横向きの場合や、上下逆の取り付けでもAIによる処理で正しく読み取れるという。メーターの画像をクラウドサーバー上に保存することで、後から点検のエビデンスとしても利用できる。

国内では大手製造業やビル管理会社がすでに導入を始めているという。

英語対応で日本語圏以外の担当者も使用可能に

6月18日にはアプリの英語対応も発表。海外展開する日本企業からの、「点検業務を行う現場では日本語圏以外の担当者が利用するため英語に対応して欲しい」という要望に応えたという。

左からログイン画面、点検台帳の一覧、メーター撮影画面、メニュー表示

利用料はサブスクリプションで、システム利用料が30,000円/月、メーター点検料が1メーターにつき300円/月となる。

製造現場では、施設や設備の老朽化しているが、全面的に刷新するのはコストが嵩むので難しい、などのケースもある。スマホで撮影するだけで記録までできてしまう“手軽さ”には大きなニーズがあるだろう。