株式会社ハイレゾは10月11日、株式会社クレスコと、ビッグデータを高速で計算処理できるGPU（※）クラウドサービス「SOROBAN」の販売代理店契約を締結した。本サービスは計算処理のみに特化することで、高スペックな計算機能を誰でも低予算で手軽に利用できるという。
（※）GPU＝Graphics Processing Unitは3Dグラフィックスなどを描写する際に必要な計算処理をする半導体チップを指す。
新型コロナウイルス感染症（COVID‑19）の感染拡大などの影響で、各企業でDX（デジタルトランスフォーメーション）推進の必要性が増していると言える。しかし、DXを推進するためのクラウドサービスや、機械学習など1度に多くの計算処理をする際に必要な演算装置であるGPUの購入費用、GPU購入後の運用費用など、初期費用が問題となり、DXの推進が困難な状況も見受けられる。
ハイレゾはこのような状況を受け、「今回の販売代理店契約では、当社の『SOROBAN』とクレスコ社のAI（人工知能）やデータ分析ビジネスを組み合わせるなど、さまざまな角度からユーザーの課題解決を図り、企業のDXを推進していきます」と述べている。
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