日立、約100人のIT人材が勤務するDX推進の新拠点を開設「非常に興奮」

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社日立製作所(日立)は3月22日、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する新拠点「Lumada Innovation Hub Tokyo(ルマーダイノベーションハブ東京)」を発表した。時事通信社の報道によると、本拠点には約100人のIT人材が勤務するという。開設は4月15日から。

本拠点では、オンラインでも利用可能な5つの協創空間「Meet-Up Square」「DX Gallery」「Co-Creation Studio」「Mirai Atelier」「Incubation Base」を提供し、ビジョン構築からビジネス化までの協創プロセスを支援するという。

たとえば、大みか事業所、Lumada Center Southeast Asiaなどの日立グループ拠点やLumadaアライアンスプログラム参加パートナーのDXの現場をつなぎ、バーチャル工場見学や実証実験へのリモート参加を実現することで、より具体的な議論を実現し、すぐに協創を進められるとうたう。

また、協創空間で開催するワークショップでは、社会の将来変化を捉えたビジョンデザインのフレームワーク「25のきざし」を活用することで、過去のデータからでは予測が難しい未来を洞察し、PEST(P:政治、E:経済、S:社会、T:技術)の視点で人々がどのような問題を抱えニーズを持っているかを考え、将来に向けて取るべき選択肢を導き出せるとしている。

本拠点には、元・日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員で、株式会社圓窓 代表取締役の澤円(さわまどか)氏および、元・アクセンチュア株式会社 チーフ・マーケティング・イノベーターで、シナモンAI 取締役会長兼CSDO(チーフ・サステナブル・デベロプメント・オフィサー)、かつ鎌倉市スーパーシティアーキテクトの加治慶光(かじよしみつ)氏を社外から招く。

Lumada Innovation Evangelistに就任する澤円氏は「日立の持つ幅広いテクノロジー、Lumadaの持つ可能性を世の中に広める大役を与えていただき、非常に興奮しています。テクノロジーは世の中をよくするものだと信じて、テック業界でキャリアを積んできました。今までの蓄積が日立で生かせることがとても楽しみです。今後、Lumadaアライアンスプログラムのパートナー、Lumada Innovation Hub Tokyoに集まるステークホルダーの皆さまとともにDXの実現へ取り組んでいきたいと考えています」とコメント。

Senior Principalに就任する加治慶光氏は「これまで、『越境し、接続する。』ことですでに大きな成果をあげているLumadaムーブメントは、Lumada Innovation Hub Tokyoの開設により、次のレベルに突入すると言えます。物理的・時間的制約を超えた多拠点就労が実現できることにより、Lumadaのエコシステムのパワーは加速的に増大し、想像だにしなかったイノベーションが生み出されることでしょう。リアルタイムでスタートアップの経営に参画する私にご縁をいただいたこと自体が、『越境し、接続する。』ことに日立が本気である証明であり、今まで官・民・学で培った経験を駆使して貢献したいと考えています」と述べている。

>>時事通信社による報道

>>ニュースリリース

NTT西、企業のDXを推進するラボを福岡市に設立 2025年度に年100億円の売り上げ目指す

近年、大企業によるDX推進の取り組みは進みつつある。

最近でも、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は3月2日、福岡市内のNTT新博多ビルに、企業や自治体のDXを加速させるとうたう共創ラボ「LINKSPARK FUKUOKA」を設立した。日本経済新聞の報道によると、2025年度には同ラボで生まれた案件によるシステムや機器で年100億円の売り上げを目指すという。

そのほか、詳細は以下の記事をチェックしてほしい。