AI開発を内製化したい企業がまず検討するべき「インフラ構築」 HPEの構築サービスは何が優れている?

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企業のDX化が注目されている中、それを実現するひとつの手段としてAI(人工知能)が注目を集めている。ここ1,2年では、自社でAI人材を内製化する動きが加速し、そのためのDX/AI教育プログラムの受講も活発化した。ただそのことで、AI開発の前段階である”AIインフラ構築”でつまずくケースも多くなっている。

AI開発をする企業の話をいくつも聞くなかで、最近では頻繁に「クラウドで開発していたら費用が高騰して困った……」「AI開発のインフラを自社内で作りたいけど、“誰が作るか”で頭を悩ましている」など、開発するモデルそのものよりも、その前段階にある「開発する環境」についての話題が増えている。とくに問題に挙がるのは後者の話だ。

AI開発に取り組む際、最初にAIを作るための土台であるインフラ構築作業が発生する。OSやアプリケーション、フレームワーク、オープンソースソフトウェアなどを開発するAIに合わせて選定しセットアップしていくのだが、この構築作業は数週間に及ぶこともある。これだけ長期間の時間を要する作業であることや、インフラへの知識が必要になるため、一体だれがインフラ構築を担当するのか。企業によっては情報システム部だったり、現場のAIエンジニアだったりと、さまざまなパターンが考えられる。しかし、いずれの場合だったとしても、インフラ構築に時間をかけるのではなく、モデル開発に時間をかけたい……と思うことに違いはない。

このような開発をする前段階での課題に対し、日本ヒューレット・パッカード合同会社(以下、HPE) は、「HPE AI BUNDLE」と題したAIビジネスを加速させるというパッケージソリューションを提供している。HPE AI BUNDLEは、AI開発のフェーズや用途にあわせた環境を簡単に導入できるパッケージ製品ラインアップ。AI開発に適したハードウェアとソフトウェアのセットを、実証検証フェーズから、プロダクションレベルでの構築、サポート、カスタマイズまでワンストップで提供している。このHPE AI BUNDLEを利用すれば、わずか数時間で開発環境をセットアップできるそうだ。

AI開発に取り組む多くの企業に対してホットなニュースであるため、Ledge.ai編集部では、HPEと同社のディストリビューターとして全国の販売パートナーとの拡販協業を行い、AI導入・開発開始の後押しをする SB C&Sに対して本パッケージについて話を聞いた。

日本ヒューレット・パッカード合同会社 コアプラットフォーム事業統括 コアサーバ製品本部 製品部 カテゴリーマネージャ 小沼 建人氏

SB C&S株式会社 ICT事業本部 システム基盤推進本部 プラットフォーム推進統括部 販売推進部 NVIDIA&AI販売推進課 尾崎 嘉幸氏

AI開発の内製化においてインフラ構築は避けては通れない

はじめに、HPEの小沼氏は「これからAI開発のインフラを整備する企業も増えてくると思いますが、『何から手を付ければ良いのかわからない方』が多いのではないでしょうか」と話す。

―― 小沼氏
「この1、2年でAI開発に取り組む企業は増えています。ただ、AI開発をするには基盤が必要です。その基盤を誰が用意するのか。この“誰が”という部分は、すでにAI開発を進めている企業はもちろんですが、これからAI開発を今まで以上に進めていこうとする企業には大きな壁として立ちふさがります。

インフラの構築は時間がかかりますし、専門的な知識も必要です。AIを開発するAIエンジニアはAI開発自体への知識は豊富ですが、インフラ構築には苦戦することもよくあります。一方で、社内でのIT環境なので情報システム部に頼めば……と思うかもしれませんが、情シス部の方々もAI開発のインフラへの知識に長けているかと言われれば、そうではないのが事実です。

ワークステーションを使ったPoC(実証実験)や、特定の部署単位でのAI開発であれば何とかなっていたかもしれませんが、今後は企業単位でのAI開発が主流になると考えています。そうなったとき、AI開発をする前段階のインフラ構築は誰が対応するのでしょうか。時間もかかる作業なので、実際のところ『誰かにやってもらいたい』と思うのではないでしょうか。さらにもっと言えば、これからAI開発を推進する企業にとっては、そんなインフラ構築は『何から手を付ければ良いのかわからない』状態でもあるのです」

一般的にインフラ構築とは、開発するAIモデルにあわせてOSやアプリケーション、ドライバなどの各種セットアップ作業が発生する。くわえて、AI開発ではオープンソースソフトウェア(OSS)を使用することが主なので、OSSのバージョンによってはほかのシステムと相性が悪い……という事態も発生する可能性がある。それゆえ、さまざまな要素を加味しつつセットアップする必要がある。

―― 尾崎氏
「自社内でAI開発をする動きは、ここ数年で急速に広まっています。最近ではDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のため、将来的にはAI開発は内製化させたいと考える企業様も増えているようです。

AI開発の内製化においてインフラ構築は避けては通れません。ですが、小沼さんがおっしゃったようにインフラへの知見をもっていないため、環境構築に手間や時間がかかりやすいのです。

そこで、今回お話するHPE様のAI BUNDLEのような環境構築のパッケージソリューションに注目が集まっているのだと思っています」

HPE AI BUNDLEのカタログより。AI開発におけるさまざまなフェーズごとに、各種ラインアップを揃えているパッケージ製品群だ

ハードウェアベンダー発のインフラ構築サービスという安心感

いまではさまざまな企業からAI開発環境の構築サービスが提供されているが、HPEのサービスではどこがポイントなのだろうか。小沼氏は「パッケージソリューションと言いつつも、お客様のニーズに合わせたカスタマイズ性に長けている」と話してくれた。

―― 小沼氏
「私たちHPEが提供するAI BUNDLEという開発環境構築サービスは、パッケージソリューションとしつつも、カスタマイズ性が非常に高い点がポイントです。パッケージとして提供する内訳には、アプリケーションやドライバなどをいくつか明記していますが、実際にはお客様のニーズに合わせて内容を最適なものに変更可能です。

ひとえにAI開発といっても、実証実験段階なのか、商用化を検討しているのか、全社で使うような大規模な開発なのか、などニーズは多岐にわたります。その際、カスタマイズ性が乏しいと、結局は満足いくようなAI開発に着手できない状況に陥ってしまいます。また、お客様のお話を聞く間に『もっと高性能なGPUのほうがマッチしている』『CPUのスペックは多少下げても問題なさそう』などのケースもあります。これらの状況に対応できるように、私たちHPEのサービスではカスタマイズ性を重視して提供させていただいております」

HPE AI BUNDLEのカタログより。同BUNDLE内で提供されている「NVIDIA Certified Starter Kit」。コンテナベースのAI基盤パッケージで、認定済みGPUサーバーへ必要なドライバやライブラリのインストールおよびモジュール構築サービスを合わせて提供される

小沼氏の話に合わせ、尾崎氏は「SIer様の構築サービスではなく、ハードウェアベンダー様による構築サービスも魅力のひとつ」と続けた。

―― 尾崎氏
「カスタマイズ性が非常に高い点は私としてもイチオシのポイントです。さまざまなAI開発ニーズに合わせられるインフラ構築サービスですので、多くの方にとって使い勝手の良いサービスだと考えています。

また、環境構築サービスは他社様からも登場していますが、多くはSIer様から出されていますが、今回に関してはハードウェアベンダーであるHPE様から提供されている点も優れている箇所です。ハードウェアの専門家であるハードウェアベンダーが提供してくれる製品であり、国内外で非常に認知度の高いHPE様という点からも、これからAI開発環境を整える企業様にとって、安心感を与えられるのではないかと思います。

この安心感とは、実際に使う上での相談なども含まれていて、ハードウェアからソフトウェアまで、HPE様による保守サポートを受けられることも大きなメリットです。これからAIを内製化していく企業様とっては、実はこうした“安心”という要素は大きなポイントになるはずです」

開発環境のセットアップ時間をわずか1/10に

すでにHPEの環境構築サービスを使った企業もあるそうで、生産性を大幅に向上させた成果が挙がっているという。

―― 小沼氏
「大同特殊鋼技術開発研究所様では、すでに弊社のパッケージソリューションをご利用いただいています。そこでは、ディープラーニング開発環境のセットアップ時間を大幅に短縮させた成果を挙げられました。

同社は、機械学習を活用したマテリアルズインフォマティクスを推進しようとされていました。鉄鋼業のお客様で、特殊鋼や磁性材料などを対象に、高機能化するマテリアル開発プロセルをスピーディーに、また検査制度の均質化による歩留まりの向上を目指していました。

もともと、AIを活用して検査精度を改善する取り組みを進められていましたが、学習基盤を作ってはセットアップしなおして……と、扱う製品に応じてAI開発環境を再構築する必要もあったそうです。そのため、開発環境のセットアップにものすごく時間がかかっていました。この時間がかかっていた点は、同社内でも課題として明確になっており、セットアップ時間を短縮して生産性を向上させたいと検討されていました。

そこで、弊社のインフラ構築サービスをご利用いただいたところ、コンテナ技術によってセットアップやGPUリソースの割り当てを容易にし、開発環境の構築に苦労されていた研究員の方々の負荷を低減させられました。セットアップ作業の時間は1/10まで短縮できたことも非常に大きな話ですが、何よりも研究員のみなさまがセットアップに苦慮することなく、自身の研究/開発テーマに注力できる場を提供可能にしています」


また、NTT東日本では、コンテナ技術を利用しアプリ開発の効率化を図るため、本番環境を想定させた検証をスムーズに進められるようにHPEのインフラ構築サービスを使っているそうだ。

―― 小沼氏
「NTT東日本様では、AIによる映像解析を活用したアプリを低コストでスピーディーにデリバリーできるように、HPEのインフラ構築サービスをご利用いただいています。この事例は、『生産性が向上した』という話ではなく、『AIの商用化を見据えた取り組み』として使っていただいています。

NTT東日本様では、AI映像解析プラットフォームを将来的に商用化させる取り組みがあります。NTT東日本様のお客様がご利用になられるサービスの開発なのですが、サイロ化された環境を用意して作ってを繰り返しては開発効率が悪いという課題を持たれていました。

そこでコンテナ技術を使った開発環境を用意することで、アプリ開発の効率化を図り、商用化についてもスムーズに進めるため、HPEのインフラ構築サービスをお選びいただきました。

実は、弊社が提供するインフラ構築サービスは先にお話したとおり、カスタマイズ性が非常に高い点を長所として紹介しましたが、『AI BUNDLE』の構成をそのまま使っていただいています」

HPE AI BUNDLEのカタログより。同BUNDLE内で提供されている「Microbus AI BOX」。本パッケージ内容のまま、NTT東日本では活用されているそうだ

小沼氏の話でもわかるとおり、最近のAI業界では「AIをどうやって作るか」というよりも、「どのように開発作業をスピーディーにするか」で話題になることが増えている。大手企業を中心にではあるが、AIを開発するしない、の段階ではなく、いかに効率化させるかが今後のAIのホットトピックになりつつあるのだ。

「AI開発環境は何から着手すればいいのだろう」と悩む方はすぐに相談するべき

クラウドからオンプレへの乗り換えなど、AI開発の環境自体も大きく変化しつつある。本稿でも触れているが、内製化などの事情から、AI開発環境を自分たちで用意することになる企業は今後も増えていくと予想される。しかし、開発環境の構築には専門的な知識や時間的リソースが必要になる。そして、取材でもお話いただいたとおり、「何から着手すればいいのか」と悩むはめになってしまう。

繰り返しにはなるが、AI開発全体においてインフラ構築は非常に重要なポジションを担っている。住居で言うところの基礎工事だ。ただ、この基礎工事で頭を悩ましていると、肝心のモデル開発などに満足に時間を割けなくなってしまう。そうしたジレンマを抱えているのがインフラ構築問題である。

―― 小沼氏
「これからAI開発環境を用意することになった企業様などは、一度ご相談いただきたいですね。まさに内製化の潮流を受け、クラウドからオンプレに移行することなどは、今後は頻繁に起こり得る話だと思っています。そうしたとき、突然インフラ構築を構築することになったら、何から着手すればいいのか悩むことになります。また、すでに現場でモデルを開発しているAIエンジニアからも『実は開発環境の構築に手間がかかっていた』という潜在的な課題を抱えている可能性も少なくありません。

HPEの環境構築サービスをご利用いただければ、頭を悩ませる必要もなくなりますし、時間的リソースも大幅に短縮可能です。それこそ、先にご紹介した事例のとおり、効率化を図ることにも寄与できます。

ぜひとも、新たに開発環境を用意するような企業様については、相談いただければと思います」

―― 尾崎氏
「そもそもオンプレで開発することは、自社全体でAIを活用するために内製化するような企業様にとっては、費用的にもメリットを見出せると考えています。クラウドであれば手軽に開発に着手できるメリットはある一方で、従量課金制などのため思っている以上にお金がかかる話は少なくありません。

そのなかで、オンプレで開発環境を用意できれば、ランニングコストを抑えられるため費用対効果も改善されるのではないでしょうか。そのとき、オンプレ環境を整える際、手間取ることも多いものの、ハードウェアベンダーであるHPE様のサービスを使えば、すぐに開発に着手できる点は、金額以上のメリットがあると考えています。

先にも紹介していただいたように、カスタマイズ性も高く、ニーズに沿った開発環境を提供可能なので、現場で開発を手掛けるエンジニアの方にとっても喜ばしいことだと思います。

開発環境は重要だけど、正直手間がかかる……そんなジレンマを払しょくするのがHPE様のインフラ構築サービスです」

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SB C&S株式会社 ICT事業本部 販売推進統括部 NVIDIA&AI事業推進担当
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