日本の通販サイトで海外利用者の増加を目指す、AIなど活用で快適に

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株式会社ジグザグは2020年4月28日、popln株式会社と協業し、海外からECサイトを利用する人が快適な買い物ができるサービスを、国内通販事業者向けに提供すると発表した。

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注文受付から発送、問い合わせ対応

これまで日本の国内ECサイトには、海外からのアクセスが2〜8%はあったものの、多言語フォームへの未対応や海外決済、不正決済への未対応、海外物流への対応不足、運営ノウハウ不足などによって海外利用者が商品を探せない・買えないという問題があった。

今回popln社とジグザグの協業によって、海外ユーザーが商品検索で「商品が探せない」という課題を解消し、多言語対応でEC事業者は商品注文受付から決済、海外配送、カスタマーサポートまで対応可能になる。

popln社とジグザグは、それぞれ以下のサービスを提供する。

「popIn Action」「popIn Discovery for Global」

popln社が提供する「popln Action」は、閲覧中の商品に似ている商品を探せるアイテム検索機能や、デバイスに保存した写真や画像から類似アイテムを検索できる画像検索機能を搭載した画像認識AIサービスだ。

「popln Discovery for Global」は、アジア最大級のグローバルネイティブアドプラットフォームだ。広告配信管理画面の多言語対応化や日本円決済を実現し、海外ユーザーの効率的な集客を支援する。広告出稿が可能なのは中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、タイ、マレーシアとなっている。

「WorldShopping BIZチェックアウト」

ジグザグの「WorldShopping BIZ チェックアウト」は、海外販売を希望するすべての事業者向けに、多言語対応や海外決済、海外配送、カスタマーサービスを一貫して対応する越境EC対応サービスだ。

WorldShopping BIZ チェックアウトは、ウェブサイトにJavaScriptを1行挿入するだけで、海外ユーザーに最適化された「多言語ナビゲーション」や「かな入力が不要なフォーム」などを表示し、専用のショッピングカートで注文を受けられる。また、決済は、主要なクレジットカードやPayPal、銀聯カード、Alipayなど多様な手段に対応している。


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多言語対応・AI活用の事例

ECサイト以外にも、訪日外国人向けに多言語対応をはじめAIを導入している事例がある。

JR東日本ウォータービジネスは2020年2月、自動販売機にAIを搭載し、英語・中国語・韓国語など多言語での案内・説明に対応した「インバウンド向け多機能自動販売機」の実証実験を実施すると発表した。
※発表当時は高輪ゲートウェイ駅前特設会場「Takanawa Gateway Fest(高輪ゲートウェイフェスト)」に3月19日から実証実験を開始予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を理由に実験開始を延期することが発表された。

自動販売機には15インチのタッチパネルが搭載され、人工知能搭載キャラクターの「AIさくらさん」がタッチパネル操作や口頭での質問に対して、商品の詳細情報や決済方法など、さまざまな案内をする。

最近は新型コロナウイルスの影響で訪日客が大幅に減少しているが、AIの導入を進めることで、平時に戻った際の日本へのインバウンドは再び増加していきそうだ。