AIで1枚のイラストからキャラの表情が動く 数時間かかる生成時間が約10秒に、IRIAMとPFN

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株式会社IRIAMは6月18日、キャラ配信アプリ「IRIAM」において、株式会社Preferred Networks(PFN)の技術提供をもとに、表情も含めた「AIによる自動キャラモデリング技術」のスマホの実用化水準でのサービス提供(βテスト)を開始したと発表。誰でも1枚のイラストを用意するだけで、AIでキャラクターを表情豊かに動かし、IRIAM上で配信可能になった。

IRIAMは1枚のイラストと1台のスマホがあれば、誰でも気軽にキャラ配信ができるアプリ。これまでは目と口のみの自動モデリングしかできなかったが、今回はより豊かな表情が表現できるようになった。

手作業でのモデリングのコスト課題に対する「AIによる自動キャラモデリング技術」の実現への注目度は高く、これまでにも数多くのアプローチが試みられてきた。しかし、その多くは生成に数時間かかり、データ量の大きいキャラデータを扱うため、スマホでのサービスの実用化水準には程遠い状態だったという。

IRIAMは動画データではなくモーションデータを用いる同アプリのキャラ配信システムの特徴を生かし、PFNのディープラーニング(深層学習)技術によるキャラクターの自動パーツ分けと、IRIAM独自開発の表情表現用モデリング/表情表現エンジンを組み合わせることで、端末内でシームレスなアニメーションを描画した。

本手法では従来のアプローチとは異なり、生成速度は世界最速とうたう約10秒、描画データは約1MBと、高速かつ軽量な状態を実現できる。

IRIAMは今後も、より感情豊かなキャラ表現を実現するために、AIによる自動キャラモデリングの改善を続けていく予定という。

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