オフィス出勤者の体温を0.2秒で検知するAIカメラ アイリスオーヤマが発売

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アイリスオーヤマ株式会社は6月25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、個人認証と発熱者検知が同時にできる「顔認証型AIサーマルカメラ」を7月1日から発売することを発表した。

アイリスオーヤマが発売する顔認証型AIサーマルカメラは、AIアルゴリズムが搭載され、顔認証による個人特定に加えて発熱者を検知できる。事前設定よりも高い温度や事前に登録していない個人が検出された場合、画像と音声アラートにより即座に通知される。

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AIカメラによる顔認証で出勤者の個人特定と体温を検知

アイリスオーヤマは2020年4月にAIカメラソリューション事業に参入し、その第一弾として「AIサーマルカメラ」2機種を発売していた。

アイリスオーヤマが発売したAIサーマルカメラは、新型コロナウイルス感染拡大予防が課題となっているさまざまな施設からの需要が拡大し、販売台数は当初計画の約2倍という結果が出ていた。

日本全国での緊急事態宣言が解除され、商業施設やスポーツ観戦などのイベントも徐々に再開してきている。そのため、オフィスへの通勤者数が増えてきている。

こうしたオフィス出勤の増加に対応するために、アイリスオーヤマが今回発売する顔認証AIサーマルカメラでは、AIアルゴリズムを搭載し、顔認証による個人特定に加えて発熱者を検知する。熱があるかを0.2秒で判断する検知速度と、99%の顔認証精度を備えるのが特徴だ。また、温度測定の誤差は±0.5度の精度で、事前設定よりも高い温度や事前登録していない個人が特定された場合には、画像と音声によるアラートが即座に通知する。

また、マスク着用者のみ入場を許可する「マスク着用強制モード」を備えているだけでなく、出退勤を登録できる「勤怠モード」を搭載しているため、オフィスフロアや施設の従業員出入り口での勤怠管理でも使用可能だ。そのほか、顔認証が不要なクリニックや飲食店、受付カウンターで使える「顔認証無しモード」機能もある。加えて、3Dモデリングを活用することで不正入室を防止する機能も搭載されている。

今後、アイリスオーヤマはAIサーマルカメラのソリューションを活用することで、新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組んでいく。

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AI技術を活用した体温測定システム 総務省に導入

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、AIを活用した体温測定システムの役割は高まってきている。

日本コンピュータビジョン株式会社は4月28日、AI顔認証技術を活用した高速体温測定システムを、総務省に納入したと発表した。

総務省では、顔認証・体温測定ソリューションのうち、体温測定機能を活用している。体温測定機能は、赤外線カメラによって、対象者と1.5メートル離れた距離からでも、0.5秒で±0.3度の精度で体温を測定する。また、来省者の体温異常を検知した際は、管理者に即時通知を送信することも可能だ。

総務省は、体温測定の取り組みを通じて、省内における感染リスクの低減対策を実施していく。日本コンピュータビジョン株式会社としても、今回の取り組みで得たノウハウをもとに、オフィスビルやイベント会場、空港、学校などへの導入拡大を図ることで、新型コロナウイルスなどの感染症の予防に貢献する。