アイリスオーヤマ株式会社は8月4日、東京都大田区に開設した「アイリスオーヤマ東京R&Dセンター」において、2024年7月までに新たに120名の研究開発人材を採用すると発表した。家電事業を中心とした法人向けロボットの機構構築、製品の回路、駆動、制御などの各種設計業務の強化を図るという。
アイリスオーヤマは2018年11月、東京におけるR&D(研究開発)拠点として「アイリスグループ東京アンテナオフィス」を開設した。2020年から、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の感染拡大に対応するため、非接触で発熱者を検出するAIサーマルカメラやAI除菌清掃ロボットなどを市場に投入している。
(※)2021年8月~2024年7月の採用計画
今回、アイリスオーヤマは「アイリスオーヤマ東京R&Dセンター」を開設することで、製品の各種設計業務、デザイン、品質管理などの組織間連携を強化する。同社は「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により全国的に人材採用を縮小する企業が少なくない中で、当社は今後も積極的に人材を採用し、社会課題の解決に貢献していきます」と述べた。
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アイリスオーヤマ、高卒採用を過去最多の600名に AIカメラ事業など拡大で
また、アイリスオーヤマ株式会社は7月7日、2022年度の高卒採用枠を当初の計画数に130名上乗せし、グループ過去最多の600名に拡大すると発表した。2022年通期で、高卒・大卒・中途採用あわせて1680名を採用する予定という。
2022年度入社の採用枠を拡大した理由の1つとしては、非接触で発熱者を検出できる「顔認証型AIサーマルカメラ」を中心とする、法人向けのAIカメラソリューション事業の拡大が挙げられる。
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