一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は3月12日、2021年 第1回 エンジニア資格「JDLA Deep Learning for ENGINEER 2021 #1」(E資格)の合格率が78.44%だったと発表した。
今回の「E資格」は1年ぶりの開催で、2月19日(金)と20日(土)に実施した。受験者は1688名と過去最多で、うち合格者は1324人だった。「E資格」の累計合格者数は2984人と、間もなく3000人を突破する勢いだ。
平均得点率は機械学習が72.14%、深層学習は67.80%
今回の各科目の平均得点率は、応用数学は69.65%、機械学習は72.14%、深層学習は67.80%、開発環境は78.39%だった。
合格者は20代が最多、10代や60代の合格者も
合格者は年代別では10代が5人、20代は500人、30代は456人、40代は260人、50代は82人、60代は21人。20代が最も多く、10代や60代の合格者も少なからずいることが特徴と言える。
ソフトウェア業が358人で最多、高校生は1人
業種別では、ソフトウェア業が358人で最多だった。そのほか、情報処理・提供サービス業は327人、製造業は278人。学生に目を向けると、大学院生は55人、大学生は53人、専門学校生は1人、高校生は1人だった。
一般社員級が722人で最多、学生は116名
役職別では、一般社員級は722人、主任・係長級は269人、課長級は108人、部長級は43人、役員・経営者は21人、学生は116人、無職・その他は45人。一般社員級が最も多かった。
研究・開発が551人で最多、学生は115人
職種別では、研究・開発が551人で最多だった。そのほか、情報システム・システム企画は360人、その他は125人、学生は115人、企画・調査・マーケティングは71人と続く。
今回の本試験により、「G検定」もあわせたJDLA資格試験の受験者数は累計5万人を突破した。次回の2021年第2回「E資格」開催は2021年8月27日(金)と28日(土)を予定している。
E資格の傾向や対策は?
なお、Ledge.ai編集部では、日本ディープラーニング協会が手がけるG検定やE資格の概要・傾向・対策について、詳しく解説している。気になる人は以下の記事をチェックしてほしい。