一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は8月3日、2021年 第2回 G検定(ジェネラリスト検定)の全受験者数7450名のうち、合格者は4582名だったと発表した。合格率は61.5%だった。
これにより、G検定の累計受験者数は6万887名、合格者数は4万143名になった。
年代別合格者数は10代が38人(0.83%)、20代は1861人(40.62%)、30代は1390人(30.34%)、40代は890人(19.42%)、50代は358人(7.81%)、60代は4人(0.94%)、70代は2人(0.04%)だった。
業種別合格者数は「情報処理・提供サービス業」が840人(18.33%)、「金融・保険業、不動産業」は680人(14.84%)、「ソフトウェア業」は679人(14.82%)と続く。
「大学院生」は122人(2.66%)、「大学生」は146人(3.19%)、「専門学校生」は30人(0.65%)、「高校生」は4人(0.09%)だった。
職種別合格者数は「情報システム・システム企画」が885人(19.31%)、「研究・開発」が880人(19.21%)と続く。
役職別合格者数は「一般社員・職員」が2049人(44.72%)、「係長、主任クラス」は701人(15.30%)と続いた。
今回の2021年 第2回 G検定は企業など団体受験の増加が見られた。受験申し込み者総数における団体受験申し込み者数の割合は前回までの平均値が12%だったが、今回は26%まで上昇した。社会的なDX(デジタルトランスフォーメーション)への動きを受けて、G検定の企業などにおける人材育成制度や人事評価制度への組み込みの動きが進んでいることが影響していると考えられる。
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