レッジが日本経営合理化協会のオンラインセミナー「AI研究会」企画・運営に協力

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レッジは、2021年1月〜3月に渡って開催された日本経営合理化協会(以下JMCA)の会員企業向けセミナー「AI研究会」の企画・運営に携わりました。

AI研究会について

中小企業がAIを導入することによる経済効果の見込みは2025年までに11兆円と言われており、AIの導入が中小企業が抱える人手不足の解消や技術継承といった課題に有効であると言われています。一方で、実際にAIを導入している中小企業は3%にとどまっており、理由に中小企業のAIに対する理解や知識の不足があります。※

今回JMCA様の会員企業向けに行ったAI研究会では、AI導入に関する知識を習得し、自社の経営をAIによって本気で変えていただくため、経営陣や現場の業務をよく知る複数の方にご参加いただきました。

全6回、講義とワークショップの2部構成となり、講義パートでは国内でもっともAIに精通する講師や先行導入企業を招集。AIの基礎的な知識から、AI活用の最新トレンドやリアルな活用事例、実際にAIを活用するためのロードマップといった、AI導入に必要となる知識をお伝えしました。

また、講義と並行し、レッジのAI導入コンサルタントが参加企業それぞれのAI戦略の構想から立ち上げまでを支援するワークショップも開催。最終的に自社のAI活用のロードマップがまとまった「AI活用戦略シート」を完成させることをゴールとし、参加企業が自社の課題を特定するステップから、課題に対してどうAIを導入・活用すべきか、プロジェクト体制をどうするかなど、レッジのメンターと一緒に濃密な議論を交わしました。

※経産省「AI活用ガイドブック」

参加者の声

実際に参加いただいた会員企業の声は以下です。(一部抜粋)

  • プロジェクト化を行う際の手順や、押さえなければならないポイントを理解することができました。加えて、実現の難しさ、越えるハードルの多さも実感しました。
  • プロジェクトの進め方や、こちらのデータに対するフィードバックが頂けたことが良かった。大変勉強になった。
  • AIツールはどのような業務範囲に適用可能なのかやどのようなデータを使用できるかなど知識を得ることができ良かったです。「とにかくやってみよう」というキーワードがありましたが、前提知識やインフラが整っていないと「やってみることもできない」という印象でした。(AIツールをゼロから使ってみようとしても無償では期間が限定される)これからどのようにデータを収集するとAIツールで活用できそうかは、何となく理解ができましたので活用できる範囲を検討していきたいと思います。
  • AIの精度向上を行うタイミング、各作業の工数感など、経験者ならではアドバイスをいただけたと思います。

今後の展開

参加者からご満足いただけた点もあった一方で、オンラインでのワークショップというこれまでは一般的でないチャレンジでもあったため、運営上の反省点もありました。これらは改善点として、次回以降のセミナー運営に活かしていく所存です。AIに関するオンラインセミナー開催を検討されている方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

次回日程

本研究会は第二回も開催を予定しております。

  • 準備講座:7/27(火)
  • 第1回:8/24(火)
  • 第2回:9/8(水)
  • 第3回:9/22(水)
  • 第4回:10/6(水)
  • 第5回:10/19(火)

詳細については、追って日本経営合理化協会HPにて告知する予定です。

>>日本経営合理化協会HP