特許庁、AI関連発明の審査環境を整備するチームを発足 各部門が担当する技術分野を超えて連携

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経済産業省 特許庁は1月20日、人工知能(AI)関連の発明について、効率的かつ高品質な審査ができる環境を整備するために、「AI審査支援チーム」を発足したと発表。同チームは管理職員やAI担当官などで構成され、AI関連発明に関する審査環境の整備を担う。

近年、AI関連技術はディープラーニング(深層学習)を中心に急激に発展しており、AI関連技術に関する発明の特許出願はさまざまな分野で増加している。

特許庁はこのような状況を受けて、AI関連技術に関する審査事例の追加・公表や、その審査事例に基づく日米欧中韓の五大特許庁実務者によるシンポジウムの開催などを通じて、国内外におけるAI関連発明の審査の透明性や予見性の向上などに向けた取り組みを推進してきたという。

AIは技術水準の把握だけではなく、さまざまな技術分野におけるAIの応用状況などを的確に把握する必要がある。各審査部門が担当する技術分野を超えて連携する重要性が増していると言える。



今回、発足した「AI審査支援チーム」は、担当技術分野を超えて連携し、最新のAI関連技術に関する知見や審査事例の蓄積・共有および関連する特許審査施策などを検討する。AI担当官は、AI関連発明に関する審査の「ハブ」として、各審査部門の知見を集約。AI審査支援チーム外の審査官からの相談に応じることで、効率的かつ高品質な審査の実現に向けて支援するとしている。

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