ABEJA Platformを使ってAIプロジェクトの実務体験。キカガク「新アセスメント人材育成コース」始まる

このエントリーをはてなブックマークに追加

AI、機械学習の研修やコンサルティングサービスを提供するキカガクは6月13日、AIの社会実装事業を行うABEJAとコラボし、AIプロジェクト実務を体験できる新講座「新アセスメント⼈材育成コース」をリリースした。

キカガクが以前から提供していた「アセスメント人材コース」で、ABEJAが提供する機械学習プラットフォーム「ABEJA Platform」を使って実務を体験できるようになる。

AI技術特性×ドメイン知識を持つ人材=アセスメント人材

キカガクのアセスメント人材コースについては、以前Ledge.aiでも取材したこちらの記事が詳しい。

関連記事:構想・PoCは内製化せよ。AI技術特性×ドメイン知識を理解した「アセスメント人材」が企業に必要な理由

アセスメント人材とは、簡単にいうとAIの技術を理解し、かつ業界のドメイン知識を兼ね備えている人材のこと。

AIを活用する際は、

  • 構想
  • PoC(概念実証)
  • 実装
  • 運用

の4つの工程が一般的だが、このうち構想とPoCについては、リソースを極力抑えるためにもユーザー側で内製化するのが理想的だ。

PoCにおいてもプロトタイプ作成などに一定の技術力が必要となってくる。しかし、昨今人件費の高騰しているデータサイエンティスト、AIエンジニアなどの人材を、ユーザー企業がいきなり雇用するのは現実的ではない。

そこでまずは構想段階を担える人材が必要となるが、条件が以下となる。これらの条件を満たす人材をキカガクではアセスメント人材と呼んでいる。

  • AIの技術特性(何ができて、何ができないのか)を理解している
  • 業務上の問題に対して、AI活用を通して解決に導く構想を描ける(下図①)
  • 経済的側面を踏まえ、構想内容を実現するため実際にプロジェクト化し推し進めていける(下図④)

ABEJA Platformを用いて模擬AIプロジェクトを体験

「ABEJA Platform」を用いたアノテーションの作業風景

カリキュラム1⽇⽬は「G検定公式テキスト」「AI⽩書」といった教材で座学と実践を組み合わせ、AIの技術特性を学ぶ。

2⽇⽬は、エンジニア向けの機械学習プラットフォームである「ABEJA Platform」を⽤いて、模擬的なAIプロジェクトをワークショップ形式で体験。“AI活⽤の全体像と難所”を学んでいく。

  • アノテーションの要件定義
  • データ収集・データ加⼯
  • モデル作成
  • 検証

などのAI活用のプロセスを、2、3回のPoCを回しながら体験し、実務を学べる。

コースは2日間にわたって行われる。直近のコース日程は6月27日、28日。

料金は168,912円(税込み)。受講費用に教材の『G検定公式テキスト』『AI白書2019』の購入費用を加えた金額なので、教材の2冊をすでに持っている人はコース受講費用のみで受講できる。108,000円(税込み)で2日目(実務体験)のみの受講も可能。