ローソン、AIで会員それぞれに合ったレシート広告を配信 購入率が12倍に

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株式会社ローソンは10月26日、会員データとAI(人工知能)を活用したレシートやローソンアプリへの広告配信事業を2022年3月に開始すると発表した。

ローソンでは、これまで会員データの購買履歴や性年代・価値観から、対象となる商品に興味を持ちそうな人を推測して割引券などを印字した訴求をしてきた。今回の施策では、従来の情報にAIを加えて対象商品に興味を持つ可能性が高い会員と価値観特徴を抽出し、それぞれの価値観に合わせた広告デザインやキャッチコピーを用いたレシートを発行する。

本施策の内容は以下のとおり。

  • (1)購買データから対象商品を購入した会員を特定(新商品の場合は買いそうな会員を特定)
     (例)過去に同一ブランドの新商品を購入した会員など
  • (2)上記(1)の会員の過去購買データや性別・年代・価値観をAIで分析し、購入会員の特徴を抽出するとともに購入確率予測モデル(購入確率を予測する数式)をAIが自動構築
  • (3)上記(2)で構築した購入確率予測モデルを使って広告クーポンの対象者を抽出
  • (4)上記(3)で抽出した方の価値観特徴に合わせたデザインとキャッチコピーでレシート広告を発行

2021年8月に実施した新商品実験では、会員全体の平均購入率に対して、上記方法で抽出した会員の購入率はレシート広告を出さなかった場合で4倍となり、レシート広告を出した場合では12倍という結果になった。

  • 実験期間:2021年8月17日(火)~8月30日(月)の2週間
  • 実験方法:対象商品を購入する可能性が高い会員をAIによって抽出。
    抽出した20万人に対してレシート広告を発行。
    広告のデザインは3パターンを用意し、価値観特徴に合わせて配信

(実験で発行したレシートデザインと価値観特徴)

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