松尾豊さん、LazuliのAIアドバイザーに就任「日本全体のDXが進むことに期待」

このエントリーをはてなブックマークに追加

Lazuli株式会社は11月5日、東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授の松尾豊さんが、人工知能(AI)アドバイザーに就任したと発表。

また、Coral Capitalおよび個人投資家を引き受け先としたJ-KISS型新株予約権方式による5000万円の資金調達を実施した。開発・オペレーション体制の強化を図るとともに、企業との積極的な実証実験を進めるとしている。

松尾豊さんは『人工知能は人間を超えるか』(KADOKAWA)などの著書でも知られる、AI研究の第一人者である。東京大学を拠点に、研究開発・人材育成・社会実装を通じて社会に変革をもたらすことを使命として、各種研究活動を進めている。

Lazuliは、​クラウド型製品マスタSaaSを開発および提供。大企業から個人事業主にいたるまで、誰もが容易にLazuliのデータを利活用でき、DX(デジタルトランスフォーメーション)化を進める際の土台となるように開発しているという。

Lazuliは松尾豊さんから、最新の技術やトレンド、これまで培ってきた経験にもとづく研究開発や事業開発における助言、アドバイスを受け、開発・オペレーション体制の構築と、企業との連携を加速するとのこと。

松尾豊さんは今回のLazuliのAIアドバイザー就任に際して、「製品マスタ管理は、一見すると地味に見えますが、複数のデータベースをつなぎ、企業のDX/AI活用を進めていく上で鍵となる技術です」とコメント。

続けて、「私は、固有表現抽出や言い換え・曖昧性解消などの技術を過去に研究してきましたが、こうした技術が複数のデータベースをつなぐことにつながればと思っていました。昨今の技術環境では、十分に可能な段階に差し掛かりつつあると感じています。Lazuliの事業の発展と日本全体のDXが進むことに大変期待しております」と述べている。

>>ニュースリリース

松尾豊さん「AIのチャンスを掴めるのは若者だけ」

Ledge.ai編集部では、日本ディープラーニング協会(JDLA)が8月22日に、「第1回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2020(DCON2020)」本選を開催した際、今回ELYZAの技術顧問に就任する松尾豊さんにインタビュー取材を実施した。

同取材では「今後のAI社会を踏まえて、若者に期待することは何か?」「このイベントもオンラインで開催されたが、コロナ禍をどう見ているのか?」など、質問をぶつけてみた。松尾豊さんの回答が気になる人は、以下の記事をチェックしてほしい。