はじめまして。株式会社レッジ広報担当の高島です。この記事にお越しいただきありがとうございます。
レッジは、グループ会社である株式会社ビットエーの一事業部からピボットし、2017年10月に新しく設立された会社です。設立からちょうど3年が経過しました。
この記事を通して、改めてレッジが何をやっているのか、何を目指しているのかなどをお伝えしていければと思います。
何をやっているのか
レッジが現在展開している事業は主に以下の4つです。
- AI特化型ウェブメディア「Ledge.ai(レッジエーアイ)」の運営
- AIに関する各種オフライン/オンラインイベントの運営
- AIプロジェクトのコンサルティング「Data Strategy(データストラテジー)」の提供
- AI活用事例の検索プラットフォーム「e.g.(イージー)」の運営
そのほかにも、たとえばAI開発ツールを提供する企業と協力してハッカソンを開催したり、Ledge.aiの認知度を活用してAI企業のマーケティングを支援したりと、上記には当てはまらないものもあり、少数精鋭ながら幅広い事業を展開しています。
以下にそれぞれの事業を具体的にご紹介します。
AI特化型ウェブメディア「Ledge.ai」の運営
この記事を読んでいただいている方は、この記事が掲載されているメディアである「Ledge.ai(レッッジエーアイ)」をご存知だと思います。
Ledge.aiでは、AIに関するさまざまなニュース、インタビューや書評といった記事を発信しています。
「AIを使う人の教科書」をコンセプトに、「AIとは何か」「AIで何ができるのか」「AIは自分たちの生活にどれだけ役に立つのか」などのAI関連情報を、さまざまなニュース記事、インタビューや書評といった形式でわかりやすく発信し、AIを本当に必要な人が使える世界をつくることを目指しています。
また、Ledge.aiの認知度を活かし、企業のマーケティング支援も行っています。
AIに関する各種オフライン/オンラインイベントの運営
Ledge.aiを運営する中で、AI活用に関する情報に極めて高いニーズがあることがわかりました。そこで、より広くAIの情報をお届けするために、2018年から2019年にかけて、AIの「今」を知るカンファレンスイベント「THE AI」を開催しました。
「未来ではなく、今のAIを話そう」をテーマに、 AI先進企業による導入事例や研究報告の講演、ゲスト登壇者による特別講演、 展示ブースでのコミュニケーションを通して、情報共有とネットワーキングを促進しました。以下はそのときの様子です。
また、THE AIを皮切りとして、より小さなコミュニティーの形で、より深くAIの情報を多くの人に届けるべく「AI TALK NIGHT」というセミナー形式のイベントも開催しています。
AI業界の有識者をお招きし、表舞台には出てこないAIプロジェクトの実態についてのディスカッションや、AI導入の検討をしている来場者から投げられる「○○ってAIでできますか?」「できるらしいけれど最適であるのかわからない」といった問いかけに対して会場全体で見解、知見を共有しています。
そしてコロナ禍においては、上記のカンファレンス、セミナーをオンラインへ移行し、「Ledge.ai EXPO」や「Ledge.ai Webinar」として、定期的に開催しています。
AI導入のコンサルティング事業「Data Strategy」
Ledge.aiでAI企業やAI導入企業を取材するだけでなく、レッジ自体でもAI導入のコンサルティング事業を展開しています。「データ」を軸に戦略的に課題解決を行う、という意味で「Data Strategy」と呼んでいます。
AI導入の前提となる、ビッグデータの解析や分析基盤構築など、データを最大限に活かすための環境構築から、解析・施策検討まで提案します。
AIを活用するときにどんなことができるのか? といった調査フェーズでは、事例の収集、技術調査などの支援のほか、ヒアリングやディスカッションを通して、具体的なAI活用の企画を提案します。
企画決定後は、PoCや導入、最終的な運用まで、プロジェクト全体を設計します。 データの検証や、実際のユースケースを想定したUI/UXのデザインなど、AI活用に付随する全工程をとりまとめ、 プロジェクトのゴールまで伴走します。
AI活用事例の検索プラットフォーム「e.g.」の運営
企業がAI導入を検討する際、必ずと言っていいほど、まずは先行する他社の事例から探し始めるのが常です。レッジはそのような企業をさらにサポートすべく、ニーズの高いAI事例を産業、目的・用途、技術の軸で検索ができるサービス「e.g.(イージー)」も提供しています。
これまでAI事例はそもそも世に出ている数が少なく網羅もされていないため、担当者はメディアを見たり、セミナーに参加したりすることでしか事例を探すことができませんでした。また事例を見つけたとしても、ひとつひとつが難解なため、読み解いていくのが難しいといった問題や、ひとつのサイトでまとめて閲覧することができないために、同じフォーマットで読みたいのにも関わらず、別々のフォーマットで閲覧せざるを得ない、またはひとつのフォーマットに手作業で統一し、それを会議で閲覧するなどの手間がかかっていました。
そのようなニーズを踏まえ、AI活用事例がひとつのフォーマットに統一されており、かつ検索作業もひとつのプラットフォーム上で行えるようにする。かつ産業・用途・技術の3つの軸で探せるようにすれば、AI担当者の負担は大きく軽減するのではないか。そう考え、e.g.を開発しました。
事例を開発/実装したベンダー企業に対しての問合せもe.g.内で行えるため、実案件として動き出す最初の一歩を踏み出していただきたいと考えています。
なぜやるのか
レッジのミッションは、「AIをはじめとする最先端テクノロジーを社会になめらかに浸透させる」です。
AIは間違いなく21世紀を代表するブレイクスルーです。これから当たり前の技術として、社会やビジネスのあらゆる部分へ実装されていくことは間違いありません。
一方で、AIに代表されるさまざまな最先端テクノロジーは多くの業界・職種で恩恵を得られる技術であるのにも関わらず、情報は過度に技術的な内容か、リテラシーの低いメディアが危機を煽る、表層をなぞっただけの内容に大きく分かれてしまっています。このままでは、リテラシーの格差は開きつづけるでしょう。
重要なのは、さまざまなリテラシーの人に適切なタッチポイントを作ること。そのために、メディアやイベント、コンサルティングを通してテクノロジーをなめらかに社会に浸透させ、すべての人がAIの恩恵を受けられる社会を作っていきます。
SNSでレッジをフォロー!
レッジでは今後、Ledge.ai及び各種SNSを通して、社内のナレッジや組織の情報を定期的に発信していきます。Ledge.aiももちろん、ぜひ株式会社レッジの各種SNSのフォローをよろしくお願いいたします。
レッジの「Data Strategy」について詳しくは以下から。