LINEのAI特化カンファレンスが開催中 神奈川県知事による新型コロナへの取り組みも明かされる

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LINE株式会社のAIテクノロジーブランドであるLINE CLOVAは、2020年8月5日(水)まで、「LINE AI DAY」と題したLINE社の法人向けAI製品・ソリューションに関するカンファレンスをオンラインで開催中だ。

イベントでは、AI導入の現場で活躍するLINEメンバーのセッションはもちろんのこと、マーケットをけん引するプレイヤーによる講演などが用意されている。

画像は編集部でキャプチャ

LINE AI DAYへの参加費は無料。だが、別途参加申し込みが必要だ。

8月5日までならアーカイブ配信で放送済みセッションを視聴可能

画像は、「『神奈川モデル』でLINEが果たした役割と感染者管理のこれから」から編集部でキャプチャ

また、ひとえに「LINEのAI」と括っても、非常に多岐にわたる取り組みをしている。たとえば、ユーザーの要望に対してAIによる自然な対話応答を実現するソリューションである「LINE AiCall」、文字認識であるCLOVA OCRと顔認証であるCLOVA Faceを組み合わせたオンライン上で本人確認を完結させる「LINE eKYC」など、さまざまなビジネスシーンに展開できる技術をLINEは発表している。

そのLINEのAI事業に関して、多くの角度から活用事例やサービス紹介を一挙に取り上げているのがLINE AI DAYだ。すでにセッションはkeynoteである「これからのあたりまえを支えるLINEのAI技術と今後の展望」を皮切りに7月29日から順次公開されている。

本稿公開時点の7月31日現在でも多くのセッションが流れているが、いずれのセッションもアーカイブ配信として2020年8月5日(水)まで視聴できる。つまりは、これから視聴しても間に合う、というわけだ。

LINE AI DAYの主なターゲットとしている来場者は、
・業務効率化、働き方改革、DX推進など組織の生産性向上に取り組んでいる/関心のある方
・AIサービスを活用したコミュニケーション効率化やCX向上に関心のある方
・クライアントへの提案をご検討されているパートナー企業様
と公式サイトに記載があるように、いずれもビジネス向けだ。

eKYCから新型コロナ対策までLINEのAI技術に関するセッションたち

画像は編集部でキャプチャ

セッション数が非常に豊富なぶん、どれを視聴すればいいのか迷ってしまうが、いくつか例を挙げたい。

●これからのあたりまえを支えるLINEのAI技術と今後の展望

keynoteという位置づけの本セッション。LINE社の取締役 CSMO 舛田 淳氏や、同社の執行役員でありAIカンパニー カンパニーCEO 砂金 信一郎氏たちによって、LINEグループ内の戦略事業でのAI活用の実態やパートナー企業と進めている実例などが説明される。

●銀行口座の継続的顧客確認におけるeKYC(オンライン本人確認)の活用と今後の展開について

eKYC(オンライン本人確認)の活用が進んでいる銀行の口座開設業務。FATF勧告において、開設後の継続的な本人確認においても実施が求められていることが予想されている。そこで、本セッションでは、コストがかかる継続的な本人確認業務に対し、LINEを活用してどう効率化するのか、そしてeKYCの最適なUXをどう実現してくかについてディスカッションする。

●DX推進とAIによるデジタルプラットフォームの実現

昨今話題となっているデジタルトランスフォーメーション(DX)について、ヤマトホールディングス株式会社 執行役員 データ戦略担当 中林 紀彦氏と、LINE株式会社 AI企画室 室長 中村 浩樹氏によって取り組み事例をもとにDXの進め方やポイント、AIが実現するデジタルプラットフォームの可能性ついて語られる。

●「神奈川モデル」でLINEが果たした役割と感染者管理のこれから

神奈川県は、LINE公式アカウント「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」をいち早く立ち上げ、ITを活用した新型コロナ対策を実践してきた。本セッションでは、保健所の負荷が急激に高まった感染拡大期に計画されたLINE AiCallによる感染者、感染疑い者に対するプロアクティブな健康状態チェックの仕組みに焦点をあてて議論する。登壇するのは、神奈川県知事である黒岩 祐治氏ら。

●国内2大AI専門メディア対談-年表で振り返るAI発展の軌跡-

そして最後に若干コマーシャルチックにはなってしまうが、Ledge.aiからもライターである高島圭介がディップ株式会社 AI専門メディア「AINOW」編集長のおざけん氏とともに、AI業界における重大ニュースや取り組みを年表をもとに振り返るセッションもある。メディアの視点で「今後、DXや業務効率化を目指す企業に必要な取り組みとは何か」などについて触れているので、ぜひとも見てほしい。

LINEのAI事業の特徴は幅の広さだ。上記で挙げたセッションは一例にしか過ぎず、LINEのAIソリューションのほんの一部である。さまざまなサービス・ソリューションを展開するLINEだけあって、いくつもの業種・業界で活用できるものがある。

繰り返しにはなるが、LINE AI DAYは2020年8月5日(水)までならアーカイブ配信によって、すでに放送されたセッションを視聴できる。本稿公開時点から登録しても間に合うので、気になるセッションがあれば8月5日までにぜひとも視聴してほしい。

ちなみに……LINE AI DAYについて2020年8月5日まで、TwitterまたはFacebookで対象投稿をSNSでコメント付きでRTorシェアすると、スマートディスプレイ「Clova Desk」が抽選で当たるキャンペーンを実施中。また、同公式SNSアカウントをフォローし、「事例集送付希望」の旨をDM(ダイレクトメッセージ)で連絡した人全員に「お役立ち事例集」をもらえるキャンペーンも実施している。

画像はキャンペーンページから編集部がキャプチャ