LINE、飲食店に24時間365日対応可能なAIスタッフ「さゆり」を提供

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LINE株式会社は10月1日から、株式会社エビソルと共同で開発したAI電話予約応対サービス「AIレセプション」を実用開始した。人工知能(AI)スタッフ「さゆり」による予約電話の応対を実施する。

>>>プレスリリース

AIで来店直前の予約電話を可能に

近年、飲食店予約では、ブラウザやアプリを通じたネット予約が普及している。が、当日や来店直前はネット予約ができないという理由で、エビソルが提供する飲食店向け予約管理システム「ebica」の導入店舗では、いまだ全体の50%以上が電話経由の予約だという。

そのような中、LINEとエビソルは、AIによる飲食店での予約電話応対の実現に向け、昨年7月に協働を開始した。昨年11月に実施した実店舗での実証実験を通じて得た知見を生かし、さらなる開発・チューニングを実施してきたという。

そして、10月1日より、「AIレセプション」として実店舗での電話応対を開始した。「AIレセプション」は、飲食店にかかってくる予約電話に「LINE AiCall」(AIスタッフ「さゆり」)が応対するサービスだ。そこで聞き取った内容と、「ebica」の空席データをリアルタイムで参照し、予約登録を自動化する。

24時間365日対応可能なAIスタッフ「さゆり」

AIスタッフ「さゆり」が24時間365日対応することで、スタッフ不在時やピークタイムなどに発生しがちな、電話の取り逃しによる機会損失を減らすだけでなく、これまで難しいとされていた来店当日や直前の予約電話もAIが対応する。これにより、飲食店スタッフは電話応対に取られていた時間をサービスに集中できるようになり、スタッフの負担を削減できるとのこと。

希望時間が満席の際には、前後の予約可能時間や近隣系列店の空席を案内するほか、AIが聞き取れなかった場合には店舗電話に接続してくれる。その際、スタッフは「ebica」の画面で、直前の会話ログが見られる状態のため、ユーザー側も同じ会話を繰り返す必要はない。