ども、ゆうせいです。実はワタクシ、タイピングのスピードにはそこそこ自信があったりするのですが、どうも作業効率が上がらないと悩んでおりました。
で、気がつきました。キーボードから手を離していることが効率を下げていると。つまり、マウスやトラックパッドを使うためにキーボードから手を離す。そしてまたキーボードに戻る。この一連の動作が恐ろしく無駄を生んでいるわけです。
というわけで今回は、できるだけキーボードから手を離さないことで、作業効率を激アップさせるショートカットキーについてお伝えします。
基本の出来ないものが応用を語るなかれ
まずはおさらいも兼ねて基本のショートカットから。とは言っても厳選して紹介します。
隠す、閉じる、終わらせる
⌘ command+H選択中のウィンドウ(アプリ)を隠す
⌘ command+Wウィンドウを閉じる
⌘ command+Qアプリを終了する
いろんなアプリ共通で使えるやつ
⌘ command+Cコピー
⌘ command+X切り取り
⌘ command+Vペースト
⌘ command+A全部選択
⌘ command+Zやりなおし
⌘ command+S保存
⌘ command+shift+S別名で保存
基本中の基本ですね。とは言え、コピペ以外はほとんど使ってないという人も多いのでは?
⌘ command+Sでサクッと保存して、⌘ command+Wでパッと閉じるとかやると、女子から「キャッ」と言われるかもしれませんよ。そこに女子がいればね。
その他よく使うやつ
⌘ command+tabアプリの切り替え
これ、意外と知らない人、知ってるけど使ってない人が多くてビックリするやつです。これなしでは仕事できません。
【応用編】マウスも矢印キーも使わない!
基本の次は応用ってわけで、controlを使ったショートカットについて。基本を抑えつつ、この応用を活用することで作業効率が激アップする。刮目せよ!
カーソル移動が可能
control+Pカーソルを一行上に
control+Nカーソルを一行下に
control+Fカーソルを右に
control+Bカーソルを左に
ワープすることも可能
control+Eカーソルを行末(段落の最後)に
control+Aカーソルを行頭(段落の先頭)に
削除もできる
control+Hバックスペース(カーソルの左側を削除)
control+Dデリート(カーソルの右側を削除)
カット&ペーストに似ている機能も!
control+Kカーソル右側の文(行末まで)を削除
control+Ycontrol+Kで消した文を貼り付け
この機能のメリットとしては、通常のクリップボードとは別となっていること。つまり、通常のコピペにプラスしてカット&ペーストのように使えるということなんです。
コピペツールを使わなくても、2箇所までなら何とかなる。そんな機能です。
ここまでの動きをアニメーションにまとめましたので、ご覧頂けると分かりやすいと思います。(アニメ内でcontrolキーは「∧」で表示されています。)
フルキーボードアクセスを有効化する
「キャンセル」と「OK」を選択するウィンドウってありますよね?
これ、デフォルトの設定だとマウスでしかキャンセルを選択できません。
で、ここでキャンセルやチェックボックスなどをキーボードで選択したいときは、以下の設定を行います。
これで、ウィンドウやダイアログ内でほぼ全てを選択することが可能になります。
tabで移動(選択)し、
spaceでクリックと同様の動き
動きをアニメーションにまとめましたので、ご覧頂けると分かりやすいと思います。(アニメ内でspaceキーは「␣」で、tabキーは「→|」で表示されています。)
Spotlightでアプリ起動とファイル検索
アプリの起動にもマウスは使いません。Spotlightを使うことで即起動できます。
Spotlightとは、Macに標準搭載されているデスクトップ検索機能です。
デフォルトの設定では、
control+space
で起動します。
このSpotlightは非常に優秀で、アプリ名を全部入れなくても予測して表示してくれます。アプリだけじゃなくて、ファイル検索も同時に可能。
この機能のおかげで、アプリやファイルを場所で探すことがなくなりました。名前をうっすら入れるだけでも見事に見つけてくれます。
もちろんここでもcontrolキーのショートカット(カーソル移動)が使えるので、目当てのものを選択してエンターでOKです。
おまけ1:スクショをサクッと撮るあれこれ
ここからはおまけコーナーです。
まずは、スクリーンショット(通称スクショ)を撮る方法を紹介します。
よく知られているショートカットとして、
⌘ command+shift+3全画面のキャプチャ
⌘ command+shift+4指定範囲のキャプチャ
があります。
これの応用編として、
⌘ command+shift+4の後にspaceで、個別ウィンドウのキャプチャ(ウィンドウの影あり)が可能となり、クリックでスクショが保存されます。
さらに、optionを押しながらクリックすることで、ウィンドウの影なしバージョンのスクショも可能です。
おまけ2:ショートカットのカンニング方法
続いて、ショートカットのカンニング方法をご紹介します。
アプリによっては独自のショートカットが多数用意されていて、ここまで紹介したもの以外にもすごくたくさんあります。これをアプリ毎に覚えるのは少々時間がかかりますよね。
そんなときに使えるのが、「CheatSheet」です。このアプリは、アプリ毎のショートカットをまとめて表示してくれるというもの。
CheatSheet
このページからダウンロード可能です。
使い方は簡単です。
⌘ commandを長押しするだけです。キーを離すと消えます。
「あのショートカットってなんだっだかなぁー」ってときに、きっと活躍してくれるでしょう。
まだまだ効率化できる
Macの作業効率をアップするショートカットと設定をご紹介させていただきました。正直、まだまだあります。もっともっとあります。
アプリごとのショートカットなども含めると、とても紹介しきれないほどあります。いつの日か、それらも随時紹介していきたいと思っていますが、今回はこの辺で失礼します。
それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。