Webサイト、記事内にてGIFアニメを使うことで、効果的に読者へアピールすることが可能です。実は、動画からGIFアニメを作ることは簡単です。さらに、動画リンクを載せるよりもメリットがたくさんあります。
そこで今回は、動画から簡単にGIFアニメを作る方法をお伝えします。
そもそも動画をGIFアニメにする理由とは
まず、動画をそのまま貼り付けるのではなく、GIFアニメにする理由をお伝えします。
GIFアニメにすると、
- 自動で再生し、
- 見せたい部分だけを
- 繰り返す
ことが可能になります。しかも、PC(Mac)、iPhone、そしてAndroidなど関係なく再生されます。
ただし、デメリットもあります。
- 元の動画よりも粗くなる
- 画像データが重くなる
- ページの表示が遅くなる
などです。
つまり、むやみやたらにGIFアニメにすると、画質が粗くなってページの読み込みが遅くなるという本末転倒な事態となります。
そこで、効率の良いGIFアニメを作る必要があるのです。
まずは元動画から必要な部分だけを抽出
動画を頭から最後までGIFにすることは無意味です。
見て欲しい部分だけを、できるだけ短く抽出して、アニメに変換することが理想です。そこで、まずはアニメに変換したい部分だけを残します。
例として、Mac標準の「QuickTime Player」を使う方法をご紹介します。Windowsでも標準アプリで同様のことが可能です。
手順は、
- 動画を読み込む
- 編集メニューから「トリム」を選択
- 必要な部分だけを残す
となります。
ファイルから動画を読み込んで、
編集メニューから「トリム」を選択します。
GIFアニメにしたいところだけを残します。
抽出が終わったら、分かりやすい名前を付けて保存しましょう。
「EZGIF.COM」で動画からGIFアニメを作成する
動画をGIFアニメに変換するには、「ESGIF.COM」を利用します。
Animated GIF editor and GIF maker
Ezgif.com is simple online gif maker and toolset for basic animated gif editing. You can create, resize, crop, reverse, optimize, and apply some effects to gifs.
メニューの「Video to GIF」をクリックします。
先ほど抽出した動画を読み込ませます。
「ファイルを選ぶ」→「Upload」
読み込みが終わったら、いよいよGIFに変換です。ここで注意したいのが、デフォルトだと「5秒間」のGIFを作る設定になっています。
もし5秒以上の動画を変換したい場合には、一度動画を再生し、終了したところで「End time」横の「Use current position」をクリックしてください。
時間の設定が終わったら、サイズとフレームレートの設定です。
サイズが小さいほど容量が軽くなりますが、小さすぎると見にくくなるので注意です。
フレームレートに関しては、通常「10」のままで大丈夫です。
最後に「Convert to GIF!」をクリックして変換スタートです。
変換が終わったら、「save」をクリックして保存します。
これで完成です。
まとめ
動画をGIFアニメに変換することで、サイトや記事内で効果的にアピールすることができます。見せたい部分だけを、見て欲しい部分だけを効果的に。
上手く活用することで、多少画像が粗くても動画より高い効果を発揮しますので、ぜひ試してみてください。
次回は、GIFアニメの容量を軽くする方法をお伝えしたいと思います。
それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。