AIで見積もり作成時間を大幅に短縮 マクニカら鋳造業界のDX推進

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画像はUnsplashより

株式会社マクニカと株式会社コイワイは3月10日、「神奈川県DXプロジェクト推進事業」において、鋳造業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた第一歩として、AI(人工知能)システムにより見積もり作成業務の大幅な効率化を実現したと発表した。

鋳造業界では、日本の産業界全体と同様に若手の人材が不足している。長年現場で培われてきた高度な技術を継承してくためにも、旧態依然としたアナログ的な手法から脱却し、働きやすい環境づくりが以前から求められてきた。

とくに量産に入る前の試作事業では、顧客からの要望に対応するためこれまでの知見や過去の実績などを踏まえたうえで、見積金額をスピーディに算出することが課題となっていた。

そこで、両社はマクニカのAI専門家組織「ARIH」が提供するAI社会実装サービス「Re:Alize」の類似検索ライブラリを活用することで、膨大な過去データから最適な3Dデータを抽出可能にした。これにより、見積もり作成業務の大幅な効率化、大幅な時間短縮を実現したという。

また、鋳造業界においては、昨今の環境負荷の軽減などSDGs(持続可能な開発目標)に関連した課題も顕在化している。鋳造業界は金属などの原材料を扱うにあたり、多大なエネルギーが必要になる。

マクニカとコイワイは今後、上流工程からエンドユーザーに届くまでのプロセスにおいて、さらにAI活用とデジタル制御を加速し、環境負荷を下げる試みにつなげていくことを検討するとしている。

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