クラウド会計ソフト「freee」が語る。Marketoのエコシステムを活用した収益拡大の秘訣【イベントレポート】

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2017年10月10日、ドレイパー・ネクサス・ベンチャーズ、freee、Marketoの三社が登壇した「先進事例に学ぶ、クラウドビジネス収益拡大の秘訣」というセミナーに招待していただきました。

スケジュールは以下の通り。





内容登壇者
投資家が考えるクラウドビジネス成長の条件ドレイパー・ネクサス・ベンチャーズ株式会社
マネージングディレクター 日本共同代表
倉林 陽氏
収益拡大に向けた取組みfreee株式会社
執行役員 法人クラウド事業本部長
尾形 将行氏
クラウドビジネスにおけるMarketo活用・支援事例株式会社マルケト
アカウントエグゼクティブ
水野 雅夫

本レポート記事では、なかでも、freee 様が紹介した、Marketoが提供しているエコシステムの活用事例についてフォーカスしてお届けします。

さまざまなクラウドサービスを連携。マーケティング基盤をMarketoで作り上げる

freeeの組織は、マーケティング、セールス、カスタマーサクセスのそれぞれの領域に分かれていて、その中でも顧客層に合わせて接点を変えているのだとか。

――尾形
マーケティング活動の中では、インバウンドとアウトバウンドの2軸でのアプローチはもちろん、展示会やイベント、その後のメルマガなど複合的な施策まで幅広く行なっていますね。

このように横断的にマーケティング活動を実施すると、データが分断されてしまい、活動の効果を最大限に引き出すことができなくなってしまう……なんていうのはよく聞く話ですが、freeeでは、Marketoが提供するエコシステムを活用して、さまざまなクラウドツールを連携させ、生産性の向上ができているそう。

■Marketoが提供するエコシステム「LaunchPoint」

Marketo単体ではカバーしきれない領域のソリューションを持つ、ほかのツールとの連携が行える「LaunchPoint」エコシステムという機能があります。
MAツールは、主にマーケティングをおこなう部隊が利用するツールとなりますが、これを活用すると、セールスチーム・サポートチームで使用しているツールと連携することができ、より多角的な施策を実施することができるようになっているそう。

実際の利用例は以下の通り。


Marketo × Sansan

アウトバウンドセールスで獲得した顧客情報については、名刺管理サービス『Sansan』に記録。そのデータをMarketoやSFAツール『Salesforce』で一括管理し、マーケティング活動に役立てているそう。もちろん、異動や転勤情報もアップデートすることも可能です。


Marketo × FORCAS

Marketoに集めた顧客情報に対して、『FORCAS』を活用し、その企業の売上、従業員数などを自動で付与しているそう。これらのデータは、Marketoに同期されると同時にSalesforceにも同期され、さまざまなマーケティング活動の判断材料として活用しているんだとか。


Marketo × KARTE

もちろん、webサイト上でのリードナーチャリングでもMarketoを活用しているそうです。web接客ツール『KARTE』をMarketoと連携させ、特定のページに来た、特定条件のユーザーに対しては、その人が求めているであろうサービスの紹介バナーを表示させるなどの施策を実施しています。


Marketo × Slack

マーケティングやセールス活動だけではなく、カスタマーサクセスの領域でもMarketoを活用しているとのこと。たとえば、ヘルプページに何度も訪れている顧客に対しては、コミュニケーションツール『Slack』で連携し、すぐに対応を開始するようです。


ほかにもさまざまな場面で、Marketoが提供するエコシステムを活用し、他のクラウドサービスの連携することにより、ARPU(ユーザーごとの単価:Average Revenue Pre User)、CLT(Customer lifetime:継続率)、CAC(Customer Aquisition Cost:マーケティングコスト)といった指標を最適化するために役立てているとのことです。

都度新たなサービスを活用して、より精度を高めていきたいと思うものの、なかなか現状のシステムと、どのように連携させるのか、導入までにデータをどのように移管するのか……など、頭を抱えてしまう要素が多く、なかなか先に進まないなってこともあるかと思いますが、今回の紹介されたエコシステムさえあれば、もうそんな悩みを抱えることもなさそうですね!

エコシステムで広がる新しい可能性

今回のセミナーでも学ぶことが多く大収穫の結果となりました。
また、ここでは詳しく記載しませんが、クラウド会計ソフトfreeeにも外部サービスとの連携できるエコシステムがあり、さらにクラウドサービスならではの、ほしいときにほしい機能を随時追加できる幅がさらに広がっているそうです。

このようなクラウドサービスならではの、エコシステムを活用した事例は多く出てきそうなので、この後も注目が離せない分野の一つですね。