AIアプリ『mathpix』は微分積分・極限値とグラフを手書きから自動計算する

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おはようございます、イイノです。

ディープラーニング技術を用いた画像認識や文字認識の話題って、毎日のように出てきますよね。いろいろな分野での応用が期待されていますし、既に実用化された事例も多い。

実例を調べていると、予想もしなかった分野・用途で使われていて、驚くことがあります。

この記事ではディープラーニングを数学の文字認識に応用した例を紹介してみます。


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世界初の数学用文字認識ツール??

手書きの数式画像

mathpixは「数式をスマホで撮影すると答えを返してくれる」というアプリ。それだけ聞くとシンプルに思える仕様なんですが、他にも多くの機能があり

  • 撮影した数式のグラフ
  • 解き方
  • 関連する微分値や積分値、極限値など

撮影しただけで同時に出力されちゃう。という、たまらない人にはたまらないアプリなんです。数学が苦手な人だけでなく、数式をよく使うって人にも嬉しい機能が詰まっていると言えそう。特に「微分値や積分値、極限値なども一緒に出力される」というクレイジー機能は、理系クラスタにはたまらないでしょ?

もう十分にすごそうなんですが、さらにこのアプリ、手書き文字を認識できるんです。数字の認識はもちろんですが、mathpixは数学に特化しているだけあり、sinなどの三角関数や微分積分で使われる数学記号もなんなく認識。作成者が言うには数式の手書き文字を認識できるのは世界初の技術なんだとか。

「手書き文字でもOK!」っていうこの仕様、嬉しいですよね。複雑な数式ってPCで入力しにくかったり、入力できたとしても計算しようとすると専用のソフトが必要だったりで、結局手書きのほうが楽なことが多いですし。

理系クラスタじゃない人もうれしい、グラフ&計算過程出力機能

mathpixの画面

答えが出力されるだけであれば、「計算せずとも答えがでてくる嬉しいアプリ」ぐらいな感想で終わっちゃいそうですが、一歩踏み込んでいるところがナイス。数学に苦手意識がある人にも嬉しい機能です。

例えば「数式からグラフが一発で出る」ってとても重宝する機能ですよね。数式って、それだけだと意味わからないことが多い。でもグラフにすることで、xが増えるとyも増えるんだなーとか、なんとなくイメージができるわけです。

また解にたどり着くまでの計算過程も出力されるんですが、この機能って学習環境を大きく変えちゃうかも。だって筆記用具とスマホ一台さえあれば、参考書がなくてもどこでも勉強ができちゃうってことですよね?黒板の問題をスマホでパシャっと撮影して授業を受ける…なんて光景も当たり前になったりして。

残念なことに、まだ日本ではmathpixはインストールできません…。開発者のみなさん、早く日本でも使えるようにしてください!
もし、どーしても使いたい!って方は海外のiphoneアプリをインストールする方法があるので、こちらの記事を参考に。
※使える日がきても試験中の悪用は絶対ダメ。洒落になりません。

今後ぼくらに必要とされるスキルって?

今まで特別とされていたスキルが、簡単にスマホでもできるようになってきています。少しずつ僕らに必要とされるスキルも変わってくるのでしょうか。

今回のアプリの例で言えば、「解を求める」というゴールに対して「数式を組み立てる」までが必要なスキルで、その後はスマホがやってくれればOKなわけで。

他にも例えば、いつの日かスマホアプリで同時通訳が高い精度で行えるようになったら。英語を理解していなくても英語圏の人と何不自由なく会話できるようになるかも?ですよね。

これから本当に必要とされるスキルについて再考しなくちゃいけないのかも。

ではまたー。