MatrixFlowは、ノーコードでAIを作成できるサービスです。Pythonなどのプログラミングの知識がなくてもブラウザ上で画像認識、数値予測、自然言語処理などのモデルを作成できます。
今回は、不動産価格のデモデータを使って、数値予測を試してみます。
アカウントを作成し、ログインをしたら「新規プロジェクトを作成する」をクリックします。
今回は「テンプレートを使用してAIを構築する」をクリックします。
「不動産価格予測」を選択します。
「このテンプレートを使用する」をクリックします。
「プロジェクトを作成する」をクリックします。
テンプレートを使用すると、用意された学習用データと推論用のデータを使用できます。まずは、「学習データセット」を選択します。
予測する列として、「住宅価格の中央値」にチェックを入れ、「予測する列を決定する」をクリックします。
今回は前処理はせずに学習させるので、何もせずに「前処理を完了する」をクリックします。
「サンプルレシピを取得」をクリックします。
画像のように、さまざまなモデルが用意されています。今回は「回帰-AutoFlow-」を選択し、「選択したサンプルレシピを取得する」をクリックします。
「学習を実行する」をクリックすると、学習が始まります。
学習が終わると、画像のようにモデルの精度を確認できます。
ここで、「学習済みAIを保存する」をクリックします。
これでAIの作成ができました。次に、「このAIを使って推論する」をクリックします。
今回は「前処理を使用しない」をクリックします。
推論にも用意されているデータを使用します。「データセット管理から選択」から「推論用データセット」を選択します。
推論の種類を「回帰」とし、「推論を実行する」をクリックします。
推論ができました。ここでは、各変数の重要度なども確認できます。
最後に
今回はmatrixflowを使い、数値予測ができました。今回は用意されたデータとモデルを使いましたが、簡単なブラウザ上の操作のみで、オリジナルのデータを使用することや、モデルをカスタマイズすることもできるので、ぜひ初心者の方も試してみてください。