PythonやAIのための数学の基礎を学べる講座が無料に

このエントリーをはてなブックマークに追加

画像は「巣ごもりDXステップ講座情報ナビ」より



経済産業省は、人工知能(AI)やデータサイエンスなどのデジタルスキルを学べる、無料オンライン講座を紹介する「巣ごもりDXステップ講座情報ナビ」を公開している。

この記事では、同サイトに載っている無料の学習コンテンツのなかから、AIおよびデータサイエンス関連の入門および基礎講座を5つ抜粋して紹介する。

1. Pythonを使ったデータ解析手法を学べる講座が無料に

株式会社セックが提供する「AIエンジニア育成講座」では、AIで使われる数学やデータサイエンスの基礎知識、Pythonを使ったデータ解析手法、Pythonを使った機械学習フレームワークの基礎知識を身につけられる。

無償提供期間は2021年9月30日まで。受講対象者は「実務未経験からAIエンジニアを目指したい人」「AI開発に特化した知識、スキルを習得したい人」「データサイエンティストを目指したい人」。前提知識はPythonならびにディープラーニングについて理解していることが望ましい。

標準受講時間は全コース64時間(1~2カ月相当)。「数学コース:微分、線形代数、確率、統計学」は12時間、「データ解析手法コース:分類、クラスタリング、線形回帰」は12時間、「機械学習フレームワークコース:CNNやRNNなどのアルゴリズムのPythonプログラミング」は18時間、「Pythonコース:現実のデータを使ったスクレイピング、データ分析、予測」は22時間。

2.ディープラーニングの基礎を理解できる無料講座

スキルアップAI株式会社が提供する「現場で使えるディープラーニング基礎講座【トライアル版】」では、ディープラーニング(深層学習)の基礎・原理を理解し、ディープラーニングを支える最先端の技術をプログラミングレベルでマスターすることをゴールにしている。グループワーク・ハンズオンなどを取り入れ、アクティブラーニングを実践できる。

無償提供期間は2021年12月31日まで。受講対象者は「一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供するE資格取得を目指したい人」。前提知識は「Pandas、NumPy、scikit-learn、MatplotlibなどPythonライブラリの基本的な使い方を習得している」「線形代数、微分、確率・統計の基本的な理論を理解している」「機械学習の基礎知識がある」。標準受講時間は32時間のうち、トライアル版はDAY1~DAY3のオンライン動画(約6時間)を受講できる。

3.機械学習に関する基本的数式が理解できる講座が無料に

同じく、スキルアップAI株式会社が提供する「機械学習・ディープラーニングのための基礎数学講座【トライアル版】」は、高校数学レベルからはじめ、機械学習に関する書籍の基本的数式が理解できるレベルを目指せる。全6日程の修了後には、機械学習の技術書を通読できる「数学基礎体力」が見つけられるという。数学が機械学習・ディープラーニングのどこで・どのように使われているかに触れながら解説してくれる。

受講対象者は「機械学習の理解に必須の数学知識を習得したい人」。無償提供期間は2021年12月31日まで。前提知識は不要。基礎から始めるので、高校数学が不安な人でも受講できるという。標準受講時間は・動画講義(15時間)で、トライアル版では「微分・線形代数」の初日分のオンライン動画(約2時間30分)を受講できる。

※「巣ごもりDXステップ講座情報ナビ」の記載情報ではなく、公式サイトの記載情報にもとづき修正しました。

4.AIモデルを作りながらAIの基礎を学べる無料講座

株式会社アビストが提供する「作って学べるAI入門」は、Webブラウザで利用可能なAI構築プラットフォームを用いて、手を動かしながらAIの基礎を学べる。AI・機械学習の基礎知識はもちろん、「特徴量」や「目的変数」といった専門用語、「回帰」「分類」などの問題の種類、モデルの分析手法についての知識を習得できる。

受講対象者はすべてのビジネスパーソン。前提知識はなし。標準受講時間は60分。

5.G検定やPython試験の模擬試験が無料に

株式会社DIVE INTO CODEが提供する「DIVE INTO EXAM」では、専門家の監修のもとに作成した「G検定」「Python 3 エンジニア認定基礎試験」「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」「Ruby2.1技術者認定試験 Silver」「Rails 4 技術者認定ブロンズ試験」の模擬試験を無料で受験できる。

習得するメリットとしては「深層学習の基礎知識、Pythonへの基礎知識、またはPythonを用いたデータ分析の基礎や方法の専門知識、Rubyベースのシステムの設計・開発・運用基礎知識、Rails技術の基礎を学習できること」「または自分自身の現在の習得状況を客観的に把握できること」を挙げる。

受講対象者は「基本的には模擬試験なので、上記試験の合格を目指している人、自分自身の現在の力を知りたい人、これから受験を目指していて試験のレベル感を知りたい人にオススメ」という。

前提知識は「深層学習の基礎知識、Pythonへの基礎知識、またはPythonを用いたデータ分析の基礎や方法の専門知識、Rubyベースのシステムの設計・開発・運用基礎知識、Rails技術の基礎を学習している、あるいはこれから学習をしようと思っている程度」。標準受講時間は120分。