NEC、Web会議の音声をリアルタイムでテキスト化 自由会話の認識精度は平均94% 議事録作成の時間を大幅削減

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日本電気株式会社(以下、NEC)は3月7日、独自の音声認識技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービス「NEC Enhanced Speech Analysis ―高性能音声解析 ―」を開発したと発表した。

第一弾として、NECのクラウド基盤上でテキスト化した音声認識結果を返送し、現場業務のDXを支援する「APIサービス」、Web会議の音声をリアルタイムでテキスト化し、出力できる「Meeting Assistant」(※1)を提供開始する。

(※1)Zoomに対応。その他Web会議サービスには、2022年6月頃から対応予定

「Meeting Assistant」画面イメージ

近年、ITシステムの活用によりさまざまな業務が自動化されてきた。しかし、問い合わせ対応や設備点検などの各種作業記録では、いまだに自動入力が多く、さらなる業務効率化が求められている。

本サービスを活用することで、建設現場における点検記録や報告書の自動作成、営業や窓口業務における契約時の重要事項説明の証跡記録、コールセンター業務における対応メモの自動作成など、さまざまな業務のデジタル化を実現する。

本サービスでは、最新のディープラーニング(深層学習)を活用したNEC独自の音声認識技術を採用している。自由会話の認識精度や耐騒音性の高さ、複数人の会話で話を識別できるところが特長。2月に実施した社内実証では、自由会話の認識精度が平均94%であり、従来製品と比較して10%以上高いことを確認したという。

テキスト分析技術(※2)などを組み合わせ、会話内容の要約やNGワードの自動検出、契約時における証跡作成ができる。

(※2)NEC Advanced Analytics ―テキスト分析 with Deep Learning

APIサービスでは、音声データをNECのクラウド基盤上でテキスト変換し、音声認識した結果を顧客のシステムへ返送する(※3)。騒音の多い屋外環境にも強いため、建設現場やプラント設備等における現場報告作業などの業務効率化を支援できる。

(※3)別途、システム構築が必要

Meeting Assistantでは、Webアプリケーションを通じて発話内容をリアルタイムでテキスト化する。発話者名もテキスト化を自動付記できるほか、テキスト変換した発話内容をテキスト形式で出力し、議事録作成にかかる時間を大幅に削減可能。会議開始時に議事録タイトルや出席者等の情報を登録することで、過去の議事録の一覧管理もできる。

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