NEC、ベトナムの国民IDシステムに顔と指紋を組み合わせたマルチモーダル生体認証システムを提供 行政サービスの本人確認などで活用

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画像はNEC公式より

日本電気株式会社(NEC)は4月28日、ベトナムの公安省(Ministry of Public Security、MOPS)に、顔と指紋を組み合わせたマルチモーダル生体認証システムを提供したと発表した。

ベトナム政府は現在デジタルトランスフォーメーション(DX)計画を進めており、MOPSは昨年2月、ベトナム国民の生活を近代化するため新しい国民IDシステムを導入。ID管理を従来の紙ベースからデジタルへ移行した。

加えて、国民一人ひとりに12桁の数字からなるIDを発行し、国民が公平に行政サービスを受けられることを目指す。現在までに、5000万枚以上※の新しいデジタルIDカードが発行されているという。

※ベトナムの人口は9758万人(2020、ベトナム統計総局)

今回NECが提供したマルチモーダル生体認証システムは、デジタルIDカードの新規発行時や社会保険等の行政サービス利用時の本人確認に利用され、IDの重複発行や不正利用の防止を支援する。

本システムは、NECの生体認証「Bio-IDiom」の中核技術であり、世界No.1の精度うたう顔認証技術と指紋認証技術を統合し、認証する。これにより、厳格な本人確認が必要な利用環境でもセキュアかつ高速な認証が可能だという。

本発表に関して、NEC 執行役員常務の山品正勝氏はリリースで、以下のようにコメントをしている。

「NECは、ベトナムのデジタル変革の取り組みに貢献できることを誇りに思います。NECの生体認証技術は、空港での出入国管理の他、マンション、ホテル、コンサート会場、エンターテイメント施設での本人確認や、店舗での決済等幅広い用途で活用されています。今後もデジタル化が加速する社会において誰もが安心してデジタルを活用できる世界を目指し、安全、安心、かつ利便性を兼ね備えた価値創造を行っていきます」

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