ソニーのNeural Network Consoleの無料利用枠で画像認識を試してみた

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Neural Network Consoleは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する、ノーコードで機械学習のモデルを作成できるサービスです。Neural Network Consoleを使用すると、直感的な操作のみで自由にモデルを作成できます。今回はサンプルプロジェクトの中から1つを試してみます。


Neural Network Consoleにログインし、「サンプルプロジェクト」をクリックすると、画像のようにさまざまなプロジェクトを選べます。今回は「画像認識」を選択します。


今回は「tutorial.image_classification.hand-sign」を選択します。「グー、チョキ、パーとそれ以外」の4種類の画像に分類するものです。


モデルの中身は画像のように畳み込み層とプーリング層を重ねてあります。詳しい説明は省略しますが、これはCNNというアルゴリズムで画像認識の分野ではよく使用されています。


「データセット」のタブをクリックすると、使用したデータを確認できます。「x:image」の欄には画像データ「y:label」の欄にはそれぞれのラベルが表示されています。画像はグー、チョキ、パー、それ以外、ラベルは0~3のそれぞれ4種類があります。


「学習」のタブをクリックすると、順調に学習が進んでいることが確認できます。

最後に

今回はソニーのNeural Network Consoleの無料利用枠で画像認識のモデルを作成してみました。Neural Network Consoleではプログラミングの経験がなくても、直感的な操作のみで、簡単に機械学習のモデルを作成したり、自分のデータに対して、作成したモデルを適用したりできるので、ぜひ試してみてください。